藤原 藤原

こんにちは、藤原です。

家にいる時間で、少しでも自分の収入をつくれたら。

そう思ってWebデザインを調べている女性は、本当に多いと思います。

今回は、その入口としてよく広告に出てくるHerTech(ハーテック)を調べました。

「未経験歓迎、パソコンがなくても大丈夫!」と書かれた無料イベントの広告です。

私のLINEにも、「無料のイベントに申し込んだが、この後どうなるのか」という相談が届いていました。

⚠️ 実際に登録して確認した結果、HerTechは総額と返金条件を確かめずに申し込むべきではありません。

藤原 藤原

女性向けのスクールについての相談は、この半年でかなり増えています。

数百件のスクールと副業を調べてきた私が、広告の数字がどこまで本当なのかをお伝えします。

いま無料イベントの予約で迷っているなら、下のボタンから今の状況を送ってください。

HerTechは怪しい?結論は料金の総額を見てから決める

HerTechは詐欺ではありませんが、広告と公式サイトだけを見て申し込む状態は危険です。

広告の一番上には、こう書かれています。

「30代女性にこそお勧めWEBデザイナー」「未経験歓迎、パソコンがなくても大丈夫!」とうたい、サポート満足度No.1・累計視聴者数10万人突破・イベント満足度93.3%の3つのメダルを並べたHerTechの広告トップ画面

未経験歓迎、顔出し不要、視聴のみでOK。

イベントの参加だけなら、確かに無料でした。

ただ、そのイベントの先にあるのは、数十万円単位のスクール契約です。

公式サイトで大きく出ているのは月額の数字で、総額は特定商取引法のページを開くまで出てきません

会社は実在していて、連絡先も代表者名も書かれていました。

だから「詐欺だから逃げてください」という話ではないです。

藤原 藤原

危ないのは会社ではなく、判断に必要な数字が同じ画面に並んでいないことのほうです。

まず、この記事で確認したことを表にまとめます。

項目確認した内容
サービス名HerTech(ハーテック)
販売事業者株式会社HerTech
代表取締役藤永拓也
学べる内容Webデザイン・動画編集・生成AI
入口無料オンラインイベント(LINE予約)
総額税込43万7,360円〜89万9,360円
前身WeRuby(運営は株式会社アウローラ)

無料イベントに登録すると、この表にある会社から実際にメッセージが届きます。

その中身は、あとの章でそのまま載せています。

とはいえ「じゃあ何なら大丈夫なのか」は、一般論では答えが出ません。

あなたが今どこまで進んでいるかで、できることが変わるからです。

もう予約フォームまで入力した方も、まだ迷っている方も、下のボタンから今の状況を送ってください。

HerTechの正体は女性向けのWebスキルスクール

HerTechは、女性向けにWebデザイン・動画編集・生成AIを教えるオンラインスクールです。

広告では、無料オンラインイベントの開催枠が一覧で出ていました。

HerTechの無料イベント開催スケジュールで、08/10(月)11:00と12:00の回が「×満員御礼」、20:00の回が「△残席わずか」と表示されている画面

満員御礼と残席わずかが並んでいます。

「※想定以上の反響をいただいており枠に限りがございます」

「お早めにご予約ください」とも書かれていました。

この見せ方自体は、スクールの広告ではよくあるものです。

HerTechの3コースは受講期間と料金が分かれている

学べる内容は3つに分かれています。

コースごとに受講期間が違うので、まず整理します。

コース内容受講期間
Webデザインバナー・Webサイト制作3〜12ヶ月
動画編集編集ソフトと納品実績づくり3〜12ヶ月
生成AIChatGPT等の実務活用3ヶ月

公式サイトでは「初心者でも最短4ヶ月でWebデザイン・動画編集スキルを習得」とうたっています。

受講者数は6,000名以上、受講満足度は94%という表示もありました。

藤原 藤原

数字は出ていますが、どちらも2023年12月時点のものでした。

では、この無料イベントに登録すると何が起きるのか。

費用の話が出るより先に、本名と生年月日を渡すことになります。

HerTechの無料イベントに登録するとどうなるか

登録すると、イベントの予約フォームに進み、その場で本名と生年月日を入力する流れになります。

最初に開いたのは、HerTechの公式LINEアカウントでした。

HerTechの公式LINEアカウント画面。友だち365,165人、「無料のイベント・説明会は毎日開催中!」と表示され、上限10万円プレゼントのキャンペーン画像が並んでいる

友だちの数は36万5,165人でした。

女性向けスクールとしては、かなり大きい部類です。

HerTechのLINEは先着200名という案内から始まる

友だち追加をすると、すぐに1通目が届きます。

その文面が、このあとの流れを決めていました。

HerTechのLINEに届いた挨拶文。「※予約はまだ完了しておりません!」「※各回先着200名限定のため、定員に達し次第終了となります。」「イベント参加者限定ガイドBOOK3冊を無料でプレゼント」と書かれている

「※予約はまだ完了しておりません!」から始まります。

続けて「※各回先着200名限定のため、定員に達し次第終了となります。」

さらに「イベント参加者限定ガイドBOOK3冊を無料でプレゼント」。

友だちが36万人いるアカウントで、1回の枠が200名という案内でした。

藤原 藤原

急がせる文と特典が、1通目にまとめて入っている形です。

この案内から日程を選ぶと、外部の予約フォームに飛びます。

HerTechの予約フォームには本名と生年月日が必要

予約フォームは、LINEの中で開く外部ページでした。

冒頭の一文に、この無料イベントの位置づけが書かれています。

HerTechの予約フォーム。上部に「※本イベント内でHerTechのご案内をさせていただきます。」と書かれ、性別・氏名・フリガナ・生年月日がすべて必須項目になっている

「※本イベント内でHerTechのご案内をさせていただきます」と明記されていました。

つまり、無料イベントはスクールの説明の場だと最初から書いてあります。

ここは隠していない部分です。

入力を求められたのは、性別・氏名・フリガナ・生年月日で、いずれも必須でした。

HerTechの申し込み完了メッセージで内容がわかる

送信すると、LINEに完了の連絡が届きます。

そこで初めて、イベントのタイトルが出てきました。

HerTechから届いた申し込み完了メッセージ。タイトルは「今、30代女性に大人気のWebデザインとは?」で、日時と参加URLが案内されている

タイトルは「今、30代女性に大人気のWebデザインとは?」でした。

所要時間は60分で、視聴だけでも参加できると書かれています。

ここまで、費用は1円もかかっていません。

i
登録して確認できた流れ
  • LINE追加で先着200名の案内が届く
  • 日程を選ぶと外部の予約フォームへ移動
  • 氏名と生年月日が必須項目
  • イベント内でスクールの案内があると明記

無料で確認できるのは、ここまででした。

では、その先に案内されるスクールはいくらなのか。

HerTechの料金は月額15,300円ではなく総額43万円から

HerTechの受講料は、いちばん安いプランでも税込43万7,360円でした。

公式サイトの料金ページに出ていたのは、まったく別の数字です。

HerTechの公式サイトの料金ページ。「シンプルな料金設定 入会金+月額定額」として入会金¥100,000、受講料は月額¥15,300〜(24回払いの場合)と表示されている

入会金10万円、受講料は月額15,300円から。

太い文字で出ているのは、この2つだけです。

その下に小さく「※受講料一括払いは税込403,920円〜となります」と書かれていました。

藤原 藤原

月額の数字と一括の数字が、同じ枠の中で大きさだけ違う状態です。

そこで、この2つの数字が合うのかを自分で計算しました。

HerTechの月額15,300円を24回払いで検算する

月額の税込は16,830円で、支払回数は24回と書かれています。

かけ算するだけで、一括払いの金額と一致しました。

計算金額
税込16,830円 × 24回403,920円
+ 入会金(税込)110,000円
合計513,920円

この51万3,920円という数字は、特定商取引法のページに載っている「3ヶ月プラン」の税込金額とぴったり同じでした。

つまり月額15,300円という表示は、50万円超えの契約を24分割した1回分です。

嘘は書かれていませんが、総額は自分でかけ算しないと出てきません。

HerTechの全プランの料金を特定商取引法のページで確認する

総額が並んでいるのは、公式サイトの料金ページではありませんでした。

特定商取引法の表記に、全プランがそのまま載っています。

HerTechの特定商取引法のページ。Webデザインコースがライトプラン397,600円(税込437,360円)から12ヶ月プラン817,600円(税込899,360円)まで5段階で記載されている

Webデザインコースと動画編集コースは、同じ5段階でした。

プラン税込価格受講期間
ライト437,360円3ヶ月
3ヶ月513,920円3ヶ月
6ヶ月616,880円6ヶ月
9ヶ月743,600円9ヶ月
12ヶ月899,360円12ヶ月

生成AIコースは3ヶ月プランのみで、税込49万1,040円でした。

いちばん高い12ヶ月プランは、税込89万9,360円です。

お金をかけて学ぶこと自体は、悪いことではありません。

問題は、この金額に見合う中身があるかどうかを、申し込む前に判断できるかのほうです。

そして料金ページには「料金プランは複数ございます」とありました。

続けて「詳しくは説明会にてお聞きください」と書かれています。

藤原 藤原

どのプランを勧められるかは、説明会に出るまでわからない作りです。

消費者庁の通信販売広告についてのページでは、販売価格を広告に表示することが求められています。

HerTechは特定商取引法のページに全額を出しているので、この点は満たしていました。

ここまで読んで、「もう説明会を予約してしまった」という方もいると思います。

その場合でも、まだお金は動いていません。

下のボタンから、どこまで進んでいるかだけ送ってもらえれば、次に何を確認すればいいかをお答えします。

HerTechの全額返金保証は14日以内の4条件つき

HerTechの全額返金保証は、4つの条件を全部満たした場合だけ適用されます。

特定商取引法のページには、解約についての記載もありました。

HerTechの特定商取引法のページの解約について。「申込み後、本サービスを解約した場合、すでにお支払いいただいた料金の返金は行いません」「未使用期間分の料金の日割り計算等による返金もありません」と書かれている

原則は「返金は行いません」で、日割りもありません。

その上で、全額返金保証特約の条件を満たせば全額返金と書かれています。

HerTechの返金条件は14日間の課題完了が前提

公式サイトの料金ページに、その条件が4つ並んでいました。

読み飛ばしやすい場所にありますが、ここが実質的な線引きです。

条件内容
期限利用開始日から14日以内に中途解約を申し入れる
課題14日間で実施すべき内容を全て完了している
面談解約に際し運営担当者との面談を実施する
回数過去に全額返金制度の適用を受けていない

14日以内に、決められた課題を全部終わらせたうえで解約を申し入れるのが条件です。

仕事や育児をしながら3ヶ月の講座を始めた人にとって、最初の2週間で課題を全部終えるのは軽い作業ではありません。

藤原 藤原

返金保証があること自体は正直なのですが、条件のほうが先に読まれる作りにはなっていません。

HerTechのクーリング・オフは書面受取から8日以内

一方で、法律側の権利も明記されていました。

「契約書面をお受け取りになった日から起算して8日以内」であればクーリング・オフができると書かれています。

こうしたスクールの契約は、消費者庁の特定継続的役務提供にあたる場合があります。

該当すれば、法定のクーリング・オフや中途解約の権利が使えます。

細かい線引きは消費者庁の特定継続的役務提供Q&Aにまとまっています。

契約書面を受け取った日付は、必ず控えておいてください。

HerTechの口コミと評判をネットで確認した結果

HerTechの口コミは、受講後の収入について書いたものがほとんど見つかりませんでした。

公式サイトには卒業生の声が並んでいます。

HerTechの公式サイトの卒業生の声。60代の受講生が「資料作成の時間が1/5に」と生成AIでの働き方の変化を語っている

紹介されているのは、作業時間が短くなった、案内どおり進められたという内容でした。

一方で、外部で見つかったのは受講前の相談です。

ハーテックの受講を迷う人の相談が知恵袋に残っている

Yahoo!知恵袋には、2024年6月の質問が残っていました。

閲覧数は5万5,494件で、回答は3件ついています。

HerTechスクールのWebデザインコースを実際に受けられた方いますか?全くの未経験でwebデザインを学んでそれを副業程度稼ぐことは可能なのでしょうか?月5万円程度です。

Yahoo!知恵袋の質問より

これに対する回答が、広告の温度とはっきり違いました。

ただいまWEBデザイナーは「なりたい人多すぎ」につき、大変なレッドオーシャンです。副業といえども案件の奪い合いや価格競争が発生しており、未経験者が月5万円を稼ぐことはかなり難しいことでしょう。

Yahoo!知恵袋の回答より

広告では「未経験からでも手取り30万を目指せる!」とうたっています。

同じ未経験という前提で、片方は月30万、片方は月5万も難しいという話です。

私のLINEにも、「イベントでは月20万と聞いたが、本当に届くのか」という相談が届いています。

藤原 藤原

稼げるかどうかは、スクールの質より先に、その市場に何人並んでいるかで決まる部分があります。

口コミの出どころを整理すると、こうなりました。

出どころ内容受講後の収入
公式サイト作業時間の短縮・学習の継続記載なし
Yahoo!知恵袋未経験で月5万は難しい受講前の相談
私のLINEイベントで聞いた金額への不安未確認

受講後にいくら稼げたかを本人が書いた口コミは、私が探した範囲では見つかりませんでした。

「この口コミは本当なのか」「自分の場合はどうなのか」。

そう感じたときは、抱え込まずに私に聞いてください。

あなたが今どんな働き方をしているかで、Webデザインが向くかどうかは変わります。

一人で判断しなくて大丈夫です。

では、広告に並んでいた3つの数字は何を測ったものなのか。

HerTechの手取り30万とNo.1表示は根拠を確認できる

広告の数字は、どれも注釈まで読むと測っている対象が変わります

まず、広告で最も目立つ収入の表現です。

HerTechの広告で「WEB業界は市場がどんどん大きくなっているのでデザイナーの市場価値も高く稼ぎやすい!」「だから、未経験からでも手取り30万を目指せる!」と書かれている画面

「未経験からでも手取り30万を目指せる!」と書かれています。

根拠として並んでいるのは、WEB業界の市場が大きいという一般論だけでした。

HerTechの受講生が実際に手取り30万に届いた割合は、どこにも書かれていません

HerTechのNo.1表示はn数103のイメージ調査

公式サイトには「サポート体制が手厚そうな女性向けキャリアスクール No.1」と出ています。

その下の小さい注釈に、調査の中身が書いてありました。

表示注釈に書かれている条件
No.12024年5月期 ブランドのイメージ調査、n数103
累計視聴者数10万人2025年1月23日時点
イベント満足度93.3%HerTech主催イベントの全体数値より算出

103人に印象を聞いたアンケートで、しかも「手厚”そうな”」という聞き方です。

実際にサポートを受けた人の評価ではありません。

消費者庁はNo.1表示に関する実態調査報告書で、こうした表示について注意を促しています。

調査では、4割を超える人が「No.1と書かれていれば他社より優れている」と受け取っていました。

藤原 藤原

No.1という言葉より、その下の注釈のほうが情報量は多いです。

HerTechの10万円プレゼントは抽選で3名

キャンペーンの数字も同じ作りでした。

夏のキャンペーンが広告の上部で大きく出ています。

HerTechの「今年の夏こそ 理想応援キャンペーン」の広告画面。2026.7.17から8.20まで、抽選で3名様に上限10万円の自由に選べるプレゼントと書かれている

「上限10万円の自由に選べるプレゼント!」の左上に、小さく「抽選で3名様に」と入っています。

対象は期間中に無料イベントへ参加した人です。

参加者全員がもらえるわけではありません。

友だちが36万人いるアカウントで、当たる枠は3つでした。

国民生活センターの儲け話に関するトラブルのページでも、収入や特典の見せ方に注意するよう呼びかけています。

次は、この広告を出している会社そのものを見ていきます。

株式会社HerTechの運営情報と前身のWeRuby

株式会社HerTechは実在しますが、法人としてはまだ1年半ほどの新しい会社でした。

特定商取引法のページに、事業者情報がまとまっています。

HerTechの特定商取引法のページ。販売事業者名は株式会社HerTech、所在地は東京都渋谷区神南一丁目11番3号 PORTAL POINT SHIBUYA 6階、代表取締役は藤永拓也と記載されている

書かれていた内容を、そのまま表にします。

項目記載内容
販売事業者名株式会社HerTech
所在地東京都渋谷区神南一丁目11番3号 PORTAL POINT SHIBUYA 6階
代表取締役藤永拓也
問い合わせ先support@her-tech.jp
電話番号電話番号はご請求があった場合、遅滞なく開示します

会社名も住所も代表者名も出ています。

ここは、名前しか書いていないスクールよりずっと誠実な部分です。

株式会社HerTechの電話窓口は現在設けられていない

気になったのは、電話の扱いでした。

サイトの下部に、注意書きが1行だけ入っています。

HerTechのサイト下部の注意書き。「※現在、電話でのお問い合わせの窓口は設けておりません。通常、ご連絡を頂いた後、2営業日以内に返信いたします。」と書かれている

「※現在、電話でのお問い合わせの窓口は設けておりません。」

返信は2営業日以内と書かれていました。

特定商取引法 第11条にもとづく通信販売の広告では、事業者の氏名・住所・電話番号の表示が求められます。

消費者庁のページでも、確実に連絡が取れる番号を出すよう説明されています。

解約や返金でもめたときに、電話で話す窓口が用意されていないのは、契約前に知っておいたほうがいい条件です。

株式会社HerTechの法人番号は2024年12月に指定されている

会社の実在は、国税庁の法人番号公表サイトで自分で確認しました。

検索すると、1件だけ該当します。

国税庁の法人番号公表サイトの株式会社HerTechの情報。法人番号3011001166280、所在地は東京都渋谷区神南1丁目11-3ポータルポイントシブヤ6階と表示されている

法人番号は3011001166280でした。

法人番号が指定されたのは令和6年12月16日で、2026年8月時点でまだ1年8ヶ月です。

現在の神南の住所に移ったのは令和7年6月10日で、それ以前は渋谷区道玄坂にありました。

藤原 藤原

サービスの実績は6,000名以上とありますが、この法人の登記はそれより後にできています。

その理由は、前身のサービスをたどると出てきました。

WeRuby時代の運営会社は同じビルの5階にある

HerTechには、WeRubyという前の名前があります。

weruby.jpを開くと、今はher-tech.jpへ転送されました。

無料イベントの広告も、career.weruby.jpという住所のまま配信されています。

そこで、WeRuby時代の特定商取引法の表記をWebアーカイブで確認しました。

2024年1月時点の販売会社は株式会社アウローラで、価格は税込27万2,800円の3ヶ月コースです。

解約は、利用開始から30日以内なら受講料の50%が返ってくると書かれていました。

この会社の登記も調べています。

国税庁の法人番号公表サイトの株式会社アウローラの変更履歴。旧所在地として東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目1番8号Barbizon8が記載されている

変更履歴に、WeRubyの表記と同じ千駄ヶ谷の住所が残っていました。

そして現在のアウローラの所在地は、神南1丁目11-3ポータルポイント506です。

HerTechが入っている建物の、同じ番地でした。

2社の動きを並べると、こうなります。

会社法人番号の指定現在の所在地
株式会社アウローラ平成27年10月5日神南1-11-3 ポータルポイント506
株式会社HerTech令和6年12月16日神南1-11-3 PORTAL POINT SHIBUYA 6階

WeRuby時代の3ヶ月コースは税込27万2,800円で、開始30日以内なら半額が戻る条件でした。

HerTechの3ヶ月プランは税込51万3,920円で、原則として返金はありません。

同じ3ヶ月で、価格は約1.9倍、返金の条件は厳しくなっています。

サービス名が変わったこと自体は問題ではありません。

ただ、前の名前で調べた口コミを見て申し込むと、条件が変わっている点は知らないままになります。

ここまで読んで、説明会の日程をもう押さえたという方もいると思います。

その場合は、当日どのプランを勧められそうかだけでも先に整理しておいてください。

私のLINEに送ってもらえれば、契約書のどこを見ればいいかをお伝えします。

HerTechに申し込む前に確認したい5項目

ここまでの内容を、説明会の場でそのまま聞ける形に落とします。

公式サイトのよくある質問には、料金や返金の項目は入っていませんでした。

HerTechの公式サイトのよくある質問。オンラインのみの受講が可能かなど、受講方法についての質問が並んでいる

聞かれていないことは、自分から確認するしかありません。

確認すること聞き方の例
総額入会金を含めて全部でいくらか
プランどのプランを勧めているか、他との差は何か
返金全額返金保証の4条件を紙でもらえるか
契約書面書面を受け取る日はいつか
実績受講生のうち収入が出た割合はどれくらいか

この5つは、その場で答えられて当たり前の内容です。

!
口頭の説明だけで決めない
  • 金額と返金条件は書面で受け取る
  • 今日中に決めなくていいと伝える
  • 契約書面を受け取った日付を控える

答えをはぐらかされたり、その日のうちに決めるよう促されたりしたら、いったん持ち帰ってください。

クーリング・オフの数え方は、国民生活センターのクーリング・オフのページにまとまっています。

インターネットでの申し込み全般のルールは、消費者庁のインターネットで通信販売を行う場合のルールで確認できます。

同じように、無料の説明会から高額のスクール契約に進む形はミスアカデミーでも見ました。

そちらは返金をめぐる条件がさらに細かく、確認すべき場所も同じでした。

HerTechの場合は金額と返金条件が公開されているぶん、事前に潰せる部分が多いです。

HerTechは総額と返金条件で判断すべき|まとめ

ここまで、HerTechの無料イベントから料金までを調べてきました。

最後にもう一度、いちばん大きい数字が置かれていた場所を見てください。

HerTechの特定商取引法のページに、Webデザインコースの5つのプランが税込437,360円から899,360円まで並んでいる画面

株式会社HerTechは実在し、代表者名も住所も公開されています。

料金も、探しにくいだけで隠されてはいません。

ただ、公式サイトで大きいのは月額15,300円で、総額は税込43万7,360円から89万9,360円です。

全額返金保証には、14日以内に課題を全部終えるという条件がつきます。

そして解約でもめたときに、電話で話せる窓口は用意されていません。

私自身、昔うまい話を信じて借金を背負ったことがあります。

だから「今の自分を変えたい」という気持ちで申し込みボタンに手が伸びるのは、痛いほどわかります。

ただ、あのとき私に足りなかったのは意欲ではなく、契約前に総額を確かめる時間でした。

だからこそ、説明会で金額を出される前に、いま考えていることを一言だけ送ってください。

まだ予約しただけなら、お金は動いていません。

学ぶためにお金を払うこと自体は、何も間違っていないです。

私は、数十万円を払えば人生が変わる、みたいな話は持っていません。

ですが、自分で実際に手を動かして続けられたやり方なら、いくつもお伝えできます。

「受講料を払う前に、他の道も知っておきたい」

「もう説明会を予約したが、断り方がわからない」

どちらの方も、今の状況をそのまま送ってください。

比べる相手がいないまま決めてしまうのが、いちばんもったいないです。

今すぐ聞きたいことがなくても、登録だけしておいてもらえれば大丈夫です。

新しく調べてわかったことは、そのつどLINEで共有しています。

副業の広告全般の見分け方は、副業詐欺のよくある手口7選にまとめています。

先にそちらを読んでから戻ってきてもらっても、判断の材料は増えます。

藤原 藤原

一言もらえれば、必ずお返事します。