藤原 こんにちは、藤原です。
今日は、インスタで講座を売る方法を教えている「マーケ博士のコンパス」について調査しました。
無料勉強会の広告に出ているのは「50億販売してたどり着いた 5年以上売れ続ける講座ビジネスの作り方」という一文です。
藤原 自分の知識を講座にして売れたら、と考えたことがある方は多いと思います。
⚠️ 結論から言うと、マーケ博士のコンパスは、料金と期間を聞いてから決めてください。
これまで数百ものネットビジネスを調査してきた私が、マーケ博士のコンパスの実態をお伝えしていきます。
この講座に限らず、副業やお金のことで迷いがあれば、下のボタンから気軽に聞いてくださいね。
マーケ博士のコンパスは怪しいのか|結論
マーケ博士のコンパスは、詐欺と決めつけられる講座ではありませんが、安易な申し込みはおすすめできません。
広告の一番上には「ローンチなしで月1億」「会員数4500名」「全115ジャンルで収益化」と並びます。

同じマーケ博士の広告がもう1種類あって、そちらの数字は違っていました。
売上は45億と50億、会員数は4,400名と4,500名で食い違っています。
そして肝心の講座の料金は、公開されているページのどこにも出てきません。
良い評判が無いわけではありません。
図解のわかりやすさや添削の速さを挙げている受講生の声は、ネット上にいくつも出ています。
藤原 中身が空っぽ、という話をしたいわけではないんです。
私が引っかかったのは、判断に必要な数字だけが手前に出てこないところでした。
申し込む前に、いくらで何か月なのかだけは確かめておいてください。
副業のこと、私が直接お答えします
マーケ博士とは?インスタ講座コンパスを主宰する発信者
マーケ博士は、インスタで自分の講座を売る方法を教えている発信者です。
主宰しているのが、コンパス(QMPSS)という講座になります。

プロフィールには「インスタ講座【QMPSS】累計4,400名」「受講生の総売り上げは100億突破」と書かれています。
会員サイトも公開されていて、コースの一覧が外から見える状態でした。

コースにはインスタ以外にダイエットやWebデザイン講座も並んでいます。
インスタの講座として案内されている割に、扱う範囲がかなり広いという印象を受けました。
藤原 教える内容が広いこと自体は、悪いことではありません。
マーケ博士の本名は東嶋尚弥と紹介されている
マーケ博士の本名を検索している方がとても多いので、そこも調べました。
複数の検証サイトが「東嶋尚弥」という名前を挙げています。
ただ、マーケ博士本人の広告や会員サイトの中に、その名前を書いた記載は見つかりませんでした。
後で触れる運営会社の登記からは、会社の存在までは確認できています。
顔もキャラクターで、本名は本人の発信から出てこない、という状態です。
高額な契約になるほど、相手の名前を先に知っておきたいところでしょう。
マーケ博士の無料勉強会は2種類ある
マーケ博士が案内している無料勉強会は、いま2種類が同時に動いています。
1つ目が「講座ビジネスの作り方2.0」の勉強会です。

こちらは「すでに販売している方」に向けた内容だと書かれています。
内容として並んでいるのは、月商100万円の壁や集客の仕組みの話でした。

2つ目は、まだ商品を持っていない人に向けた勉強会です。

「インスタ×コンテンツ販売 完全攻略 1DAY勉強会」のほうです。
どちらも参加は無料で、Zoomでの開催になっています。
1DAY勉強会は「最初で最後」と書かれている
1DAY勉強会の広告には、再開催がないと書かれていました。

「ゲリラ開催になりますので再開催は予定しておりません」「おそらく最初で最後のご案内になります」。
さらに下には、こういう注意も置かれています。

「後回しにすると…二度とこのページに辿り着けなくなる可能性があります」。
ところが、その下にある予約フォームの中身を見ると話が変わります。

開催日時のプルダウンには、5日分で10回の枠が用意されていました。
最初で最後と書きながら、選べる日程が10個あることになります。
2種類の勉強会は、どちらも録画の配布はないと書かれていました。
あとから見返せないぶん、その場で判断することになります。
藤原 急がせる書き方は、どこの広告でもやっていることではあるのですが。
私のところにも、期限を見て慌てて予約したという相談がLINEに来ています。
日程に追われて申し込みかけている方は、押す前に私に聞いてもらって構いません。
マーケ博士が掲げる実績の数字が広告ごとに違う
マーケ博士が掲げている実績の数字は、広告によって変わります。
まず「講座ビジネスの作り方2.0」のほうに出ている数字です。

累計受講生4,000名以上、指導実績5年間。
一方、1DAY勉強会の講師紹介は「会員数4,400名越」「インスタ4年で累計45億の売上達成」でした。

売上は45億と50億、会員数は4,400名と4,500名
同じ人の実績が、広告をまたぐと数字が変わっています。
並べると、こうなりました。
| 項目 | 講座ビジネスの作り方2.0 | 1DAY勉強会 |
|---|---|---|
| 本人の売上 | 50億販売 | 累計45億 |
| 会員数 | 4,500名 | 4,400名越 |
| 年数 | 指導実績5年間 | インスタ4年 |
3項目とも食い違っています。
同じページの中でも、会員数4500名と入会者4,400名が別の場所に出ていました。
集計した時期が違うのだ、という説明はできるでしょう。
藤原 ただ、どれが今の数字なのかは、読む側には分かりません。
収益化できたのは4,000名のうち1,000名以上
数字の中で、いちばん見ておきたいのは受講生の内訳です。
広告には累計受講生が4,000名以上、すでに収益化を達成した方が1,000名以上と書かれています。
広告の数字をそのまま受け取ると、4人に1人という計算になります。
残りの3人がどうなったのかは、書かれていません。
広告が悪い数字を隠している、という話ではありません。
むしろ、収益化した人数を正直に出しているほうだと思います。
問題は、その1,000名に入れるかどうかを、料金を知る前に判断できないことでしょう。
受講生の成果として紹介されていたのが、この事例です。

月20万円台から月2,706万円へ、という紹介のされ方です。
こうした事例が上位の結果だということは、頭に置いておきたいところです。
マーケ博士のコンパスの料金は公開されていない
マーケ博士のコンパスの料金は、公開されているページから確認できませんでした。
無料勉強会の広告にも、会員サイトにも、金額の記載がありません。

広告のよくある質問には「勉強会の最後に、希望者向けのご案内の時間があります」と書かれています。
有料の案内があること自体は、隠さずに書いてありました。
藤原 ここを書いている広告は、正直なほうだと思います。
学ぶためにお金をかけること自体は、まったく悪いことではありません。
気になるのは、その金額を勉強会に出るまで知る手段がないことです。
検証サイトの中には半年で66万円から99万円という金額を挙げているものもあります。
ただし、その金額をマーケ博士側の記載として確認することはできませんでした。
返金の条件も辿れる場所に出てこない
「マーケ博士 返金」で検索している方が多いので、そこも探しました。
コンパスの特定商取引法の表記は、私が辿れた範囲では見つかりませんでした。
広告の配信に使われているツールの表記は出てきますが、それは別会社のものです。

表記に出てくるのは講座の運営元ではなく、広告ページを作るツールの提供元です。
つまり、講座そのものの返金条件は、申し込む段階まで見えないことになります。
講座の総額はいくらで、分割にすると何回になるのか。
サポートが受けられる期間は何か月なのか。
途中でやめたときに、いくら戻ってくるのか。
この3つを、その場で契約する前に必ず聞いてください。
パソコンやインスタの操作を教える契約は、消費者庁が説明している特定継続的役務提供に当たる場合があります。
該当すると、期間の途中でやめる権利が法律で決まります。
| 状況 | 事業者が請求できる上限 |
|---|---|
| 受講を始める前にやめる | 1万5,000円まで |
| 受講を始めた後にやめる | 提供済みの分と、5万円か残額の20%の低いほう |
条件は2か月を超える期間と5万円を超える金額の両方です。
だからこそ、期間と金額をその場で聞く意味があります。
LINEでいただく相談でも、期間を聞かないまま契約したという話がいちばん多いです。
面談で言われた条件をどう見ればいいか迷ったら、そのまま送ってください。
マーケ博士のコンパスの口コミ・評判
マーケ博士のコンパスは、悪い評判も良い評判も両方が出ています。
良い側として挙がっているのは、添削の速さとコミュニティの手厚さでした。

会員サイトを見る限り、講義のアーカイブやAIの補助まで用意されています。
作りとしては、金額に見合う量を入れようとしている講座だと思います。
悪い側として挙がっているのは、金額の高さと再現性の話でした。
藤原 広告に出てくるのは、うまくいった人の数字だけですからね。
私のところにも、同じような相談が届いています。
インスタの講座に申し込んだのですが、思っていたより投稿の本数が必要で、続けられるか不安になっています。分割の支払いだけが残りそうです。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
国民生活センターがまとめている情報商材の相談件数は、2023年度で6,256件でした。
高額なサポート契約をSNS経由で勧誘される例が、相談として目立つと説明されています。
続けられるかどうか迷っている段階でも、遠慮なく声をかけてください。
マーケ博士の会社は株式会社BUZZSHIP
マーケ博士のコンパスを運営しているのは、株式会社BUZZSHIPです。
国税庁の法人番号公表サイトで確認できました。

法人番号は6011001146552、本店は東京都中央区日本橋兜町にあります。
国税庁の法人番号公表サイトで、商号も所在地も確認できました。
登記のある会社が運営していること自体は、はっきりしています。
本店は4年で4回変わっている
同じページの変更履歴には、渋谷区神宮前から日本橋兜町まで4つの旧住所が並んでいました。

令和4年から令和8年までの間に、本店が4回変わっています。
商号も令和4年9月に、バズシップ株式会社から今の表記に変わっていました。
藤原 会社が移転すること自体は、成長していれば普通に起きます。
もう1つ、気づいたことがあります。
1つ前の本店である日本橋富沢町の住所は、広告ツールを提供している会社の所在地と同じでした。
同じ建物に複数の会社が入る形は珍しくないので、そこは断定できません。
ただ、広告を作る側と講座を売る側の住所が重なっていた時期はあった、ということになります。
マーケ博士のコンパスは料金を確かめてから|まとめ
マーケ博士のコンパスについて、確認できたことを並べておきます。

無料勉強会の広告は2種類あり、売上が45億と50億で食い違っていました。
会員数も4,400名と4,500名、年数も4年と5年で違っています。
累計受講生4,000名以上のうち、収益化を達成したのは1,000名以上と書かれていました。
講座の料金も提供期間も、公開されているページからは確認できません。
運営は株式会社BUZZSHIPで、登記と本店の移動は国税庁の情報で確認できました。
藤原 自分の知識を講座にして売る、という方向自体は否定しません。
実際にそのやり方で収入を作っている人は、たくさんいます。
ただ、いくらで何か月なのかを聞く前に決めるのは、さすがにすすめられません。
私は、数十万円を払えば人生が変わるという話は持っていません。
でも、自分で手を動かして続けられたやり方なら、いくつもお伝えできます。
「勉強会に出たあと、その場で決めるか迷っている」
「もう申し込んだけれど、続けられるか不安」
「講座に限らず、何から始めればいいか知りたい」
どれに近くても、いまの状況をそのまま書いて送ってもらえれば大丈夫です。
私が実際に続けている仕事の話も、必要なら一緒にお伝えします。
いま聞きたいことがない段階でも、友だち追加だけしておいて構いません。
新しい講座やスクールが出てきたときに、聞ける相手がいるだけで判断が早くなります。
藤原 講座に限らず、気になっている副業の名前だけでも送ってくださいね。
ひとことでも送ってもらえれば、こちらから必ずお返しします。

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