藤原 藤原

こんにちは、藤原です。

「1日5分、2択を選ぶだけ」。

そこに「全員に即日5万円」という言葉が続きます。

毎月あと数万円でも収入が増えたら、と考えている方なら、目に入れば気になりますよね。

私のところにも、「株式会社KAUの副業って稼げますか」という相談がLINEに来ています。

そこで、実際に登録して実態を調査してみました。

⚠️ 株式会社KAU、現在の株式会社MUSEが案内する副業は、登録をおすすめしません。

調べていて一番重かったのは、お金が返ってくるときに求められる約束の中身でした。

いま広告を見ている段階でも、もう払ってしまった段階でも構いません。

気になることがあれば、気軽に声をかけてくださいね。

株式会社KAUの副業は怪しい?|結論

「1日5分 選ぶだけ!」と大きく書かれた広告のトップ画面。下に「全員対象」と表示されている

株式会社KAUの副業は、かなり怪しいと判断しました。

広告で言っている「選ぶだけ」で稼げる仕組みは、最後まで出てきません。

出てきたのは、7万円から520万円まで並んだ有料プランの一覧でした。

藤原 藤原

2択をタップした先に待っているのは、作業ではなく契約の話です。

「感謝を込めて即日参加で全員50,000円プレゼントキャンペーン中!」と書かれた広告の一場面

それでも、お金を払って学ぶこと自体が悪いわけではありません。

問題は、その金額に見合う中身があるかどうか。

そして払ったあとにやめたくなったとき、どうなるかです。

私が調べた限り、ここが一番危ないところでした。

数百のネットビジネスを調査してきた立場から、仕組み、料金、返金、運営元まで順番に見ていきます。

この副業に限らず、副業やお金のことで迷いがあれば、いつでも聞いてくださいね。

株式会社MUSEとは?

「たったこれだけ!」と大きく書かれ、仕事の数No.1、ヒマな時間がお金に変わる、と続く広告の一場面

株式会社MUSEは、株式会社KAUが名前を変えた同じ会社です。

国税庁の法人番号公表サイトで調べたところ、2026年6月15日に商号が変わっていました。

法人番号は同じ5010701048737のままです。

つまり、KAU時代に契約した方も、契約の相手はいまMUSEという名前になっています。

藤原 藤原

名前が変わっただけで、中の人も住所も同じです。

肝心の副業の中身ですが、広告ページで説明されているのはここまでです。

「1日5分選ぶだけ」。

「ヒマな時間がお金に変わる」。

そして仕事の数はNo.1、参加者は1万人達成、と大きく書かれています。

何をして稼ぐのかは、この時点では一切書かれていません。

料金の一覧ページまで進むと、ようやく中身らしきものが見えてきます。

ライティングサポート、コールサポート、専属スタッフサポート、集客用のサイト、広告運用。

要するに、自分で広告を回して集客する仕事を、サポート付きで売っているという形です。

「選ぶだけ」とはかなり離れていますよね。

株式会社KAUの副業のLINEに登録するとどうなる

「直感でTAP!」の見出しの下に「Q1 ペット飼うなら?」といぬ・ねこの2択が並んだ画面

登録すると、電話で話をする流れになります。

申し込みフォームで求められるのは、お名前と電話番号の2つだけでした。

副業の内容も、料金も、書かれていない状態で電話番号を渡すことになります。

藤原 藤原

仕事の説明より先に電話番号を聞かれるのは、私も気になりました。

その前に置かれているのが、2択のタップです。

「ペット飼うなら、いぬ/ねこ」。

「どちらが好み、日本酒/ビール」。

これに答えると「たったこれだけ!」と表示され、そのまま申し込みへ進みます。

50,000円プレゼントの案内の下に、お名前と電話番号だけを入力する申し込みフォームが置かれている

もちろん、この2択と収入には何の関係もありません。

別の広告ページでは「今の月収+70万円」と出て、1か月にいくら稼ぎたいかを選ばせる形になっていました。

LINEでいただいた情報によると、そのあと女性の名前のLINEアカウントから案内が届いたそうです。

そこから電話に切り替わり、プランの説明が始まります。

つまり、金額の話が出てくるのは、こちらが名前と番号を渡したあとです。

比べる材料がない状態で、口頭で説明を受けることになります。

同じような入り口の副業は他にもあって、手口は副業詐欺のよくある手口でまとめています。

電話を受けてしまって不安になっている方も、遠慮なく声をかけてください。

株式会社MUSEの副業の料金はいくらか

VISITOR PLAN、BASIC PLAN、EXPERT PLANの3つが縦に並んだ料金メニューの画面

料金は、7万円から520万円まで10段階に分かれていました。

料金ページの名前は「NOW CAST」で、プランはA から J まで並んでいます。

プラン販売価格想定収益と期間
A7万円12万円/30日
B15万円24万円/30日
C40万円60万円/30日
D70万円120万円/60日
E160万円240万円/60日
F240万円360万円/60日
G340万円480万円/90日
H440万円600万円/90日
I520万円720万円/90日

Jプランだけは、販売価格も期間も「ASK」となっています。

金額を購入者側が書き込む形です。

藤原 藤原

「選ぶだけ」から始まって、上は520万円まで用意されています。

LINEでいただいた情報によると、勧められたのはCコースだったそうです。

「60万円稼げるコース」という説明を受けたとのことでした。

表と照らすと、Cプランの販売価格は40万円、想定収益が60万円で期間は30日。

支払う40万円を、30日で取り返して20万円残る、という計算に見えますよね。

ただ、特定商取引法の表記にはこう書かれています。

「本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証するものではありません」。

60万円は約束された数字ではなく、あくまで想定です。

一方で、40万円のほうは確実に出ていきます。

株式会社MUSEの副業でローンを組む前に止めた方の話

この40万円を、その場で用意できる方ばかりではありません。

私のLINEに届いた相談では、auPAYスマートローンで借りる直前まで進んでいた方がいました。

借りて払えば、収入がゼロでも返済だけは毎月やってきます。

想定収益が想定のままで終わったとき、残るのは借金です。

その方には支払いをやめるようお伝えして、話は止まりました。

藤原 藤原

借りてから考えるのでは、選べる手が一気に減ってしまいます。

ところが、やめると伝えたあとに出てきたのが違約金でした。

7万5,000円かかると言われたそうです。

そこで、私も特定商取引法のページを最後まで読んでみました。

違約金という言葉は、どこにも出てきません。

特定商取引法の第11条は、広告に販売価格や支払時期、返品のきまりを表示するよう定めています。

そのページの販売価格の欄には「当社販売ページをご参照ください」とだけ書かれていました。

特定商取引法のページの販売価格の欄に「当社販売ページをご参照ください」とだけ書かれている

同じ法律の第24条では、一定のサービスについて、途中でやめたときに請求できる金額に上限が決められています。

今回の契約がそこに当てはまるかは中身次第ですが、いずれにしても順番がおかしい。

いくら払うのか、やめたらいくら取られるのかを、契約する前に読める場所に置くのが先です。

請求書が届いて手が止まっている方は、払う前に一度声をかけてください。

株式会社KAUの副業の口コミ・評判は?

「参加者の声」として30代女性・主婦の顔写真が載っている広告の一場面

ネット上に、実際に使った方の口コミはほとんど見つかりませんでした。

会社が登記されたのは2025年12月で、まだ1年経っていません。

社名が変わったのも先月です。

藤原 藤原

口コミが少ないのは、良いからでも悪いからでもなく、単に新しいからです。

その代わり、私のLINEには声が届いています。

1日5分と書いてあったので気軽に登録したのに、電話で40万円のコースを勧められました。

貯金がないと言ったら、ローンの組み方まで丁寧に教えてくれて、そこで怖くなりました。

LINE相談者さんより

やめたいと伝えたら違約金の話になって、金額を聞いてから何も言えなくなりました。

契約書のどこにその金額が書いてあるのか、いまだに分かりません。

LINE相談者さんより

相談者さんには許可をいただいて掲載しています。

読んでいて共通しているのは、金額の話が全部あとから来ていることです。

先に数字を見て選んだ人が、一人もいません。

株式会社MUSEの副業は返金できるのか

特定商取引法のページの「返金・クーリングオフについて」の欄。データ破損の場合を除き返金をお受けできませんと書かれている

返金された方はいます。

ただ、そこには条件が付いていました。

7月9日に私のLINEへ届いた情報では、返金の話が進んだ段階で「和解合意書」という書面が送られてきたそうです。

書かれていた約束が、正直かなり重いものでした。

返金と引き換えに求められた約束
  • 今回の返金について口外しないこと
  • 誰かに聞かれても「円満に解決した」とだけ伝えること
  • 弁護士などの専門機関へ相談しないこと
  • 訴訟、警察への被害届、刑事告訴、行政機関への申立てを行わないこと

特定商取引法のページの「収益保証について」の欄。30日間作業しても収益が1円も発生しなかった場合に書籍代金を返金すると書かれている

お金は戻ってくるかもしれません。

でも、この紙に名前を書いた瞬間、あなたは行き先を全部ふさがれます。

同じ目に遭った人と、話を突き合わせることすらできなくなります。

たとえば、あとから「自分は40万円だったけれど、あの人は70万円だったらしい」と分かっても、口にできません。

金額の付け方に問題があったとしても、確かめる相手がいない。

そして、あなたが黙ることで、次に同じ電話を受ける人が検索しても何も出てこない状態が続きます。

藤原 藤原

返金と引き換えに沈黙を買う、という形になっています。

消費者庁も、2025年12月19日に似た構図の注意喚起を出しています。

在宅ワークの求人から高額なコンサル契約に進んだ相談が各地に寄せられていて、その中に「途中解約について一度返金の合意がなされたのに、返金がなされなかった」事例まで書かれていました。

消費者庁の注意喚起で公表されている内容です。

この書面がどこまで有効なのかを決めるのは、私ではありません。

ただ、はっきり言えることが1つあります。

サインする前に、誰かに中身を見せてください。

返金の手続きを自分で組み立てる必要はありません。

いくら払って、いま何を渡されているのか。

それだけ教えてもらえれば、私から順番をお伝えできます。

株式会社MUSEと川野将宏の運営情報を調査

特定商取引法のページの上部。販売事業者が株式会社KAU、運営責任者が川野将宏、所在地が東京都新宿区北新宿と記載されている

運営元は株式会社MUSE、代表取締役は川野将宏さんです。

項目内容
販売事業者株式会社KAU
運営責任者川野将宏
所在地東京都新宿区北新宿1-12-12 MIビル4階
電話番号03-6824-5996
受付時間11:00〜21:00
販売価格当社販売ページをご参照ください

これは kauofficial.net の特定商取引法のページに載っていた内容です。

会社の名前が、6月に変わったはずの旧社名のまま止まっています。

一方、museofficial.site という会社サイトのほうは株式会社MUSEで、電話番号も 03-5937-4172 と別の番号でした。

株式会社MUSEの会社サイトの会社概要。電話番号03-5937-4172、代表取締役 川野将宏、資本金500万円と並んでいる

住所と代表者と資本金は、どちらも同じです。

藤原 藤原

同じ会社なのに、名乗りと電話番号が2つある状態です。

これは読者にとって、地味に効いてくる問題です。

契約書に「株式会社KAU」と書いてあって、検索すると「株式会社MUSE」が出てくる。

広告を見たのは museofficial.cloud で、金額を見せられたのは museofficial.works。

自分がどこの何に申し込んだのかを、自分で説明できなくなります。

苦情を言おうにも、どの窓口に何と言えばいいのか分からない。

私が法人番号公表サイトで登記を追ったのも、そこを整理するためでした。

分かったのは3つです。

法人番号が付いたのが2025年12月9日、住所が品川区小山から新宿区北新宿へ移ったのが2026年4月6日、商号がKAUからMUSEに変わったのが2026年6月15日。

設立から半年ちょっとで、住所と社名の両方が変わっています。

会社サイトに書かれている事業内容は、イベントの企画、ノベルティの制作、広報と広告、飲食店の運営です。

副業を売っているという説明は、どこにもありませんでした。

契約書の会社名と、いま出てくる会社名が違って混乱している方も、そのまま送ってきてください。

株式会社MUSEの副業はおすすめしない|まとめ

株式会社KAUの副業は怪しい?株式会社MUSEへの社名変更と返金を調査

ここまで、株式会社KAU、現在の株式会社MUSEの副業を調べてきました。

「1日5分選ぶだけ」から始まって、進んだ先にあったのは7万円から520万円までのプラン販売でした。

想定収益は保証ではなく、返金は原則なし。

そして返金を受け取るには、誰にも相談しないという約束を求められます。

株式会社MUSEの副業は、登録をおすすめしません。

もう払ってしまった方も、請求書が届いて止まっている方も、まずはLINEで状況を聞かせてください。

うまく説明できない状態のままで大丈夫です。

一人ひとり個別に返信しています。

ネットビジネスの世界には、ウソや大げさな数字で荒稼ぎしようとする相手がたくさんいます。

そこで稼ぎたいなら、『稼げる』情報を『見抜く力』が絶対に必要です。

ここまで読んで「なんだか引っかかるな」と感じられたなら、その勘は当たっています。

あとは、正しい情報をどこから受け取るかだけです。

私も昔、目の前の数字を信じて動いた結果、500万円を超える借金を抱えたことがあります。

家族に少しでも楽をさせたくて始めたのに、逆に一番つらい思いをさせてしまいました。

返済に追われていたころ、ネットで見つかるのは当たり障りのない一般論ばかりでした。

そのとき欲しかったのは一般論ではありません。

「あなたの場合はこうしたらいい」と、名指しで言ってくれる人でした。

藤原 藤原

だから今、その役を私がやっています。

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私が調査して安全だと確認できた副業は、LINEですぐにお渡しできます。

未経験でも、少ない資金からでも始められるものがあります。

気軽になんでも聞いてくださいね。

私のところに来る相談で多いのは、こういう方です。

  • 電話で金額を聞いて固まった
  • ローンを組む直前で迷っている
  • 書面が届いて手が止まった

そこから抜け出した方も、たくさんいます。

  • 支払う前に踏みとどまれた
  • 契約の相手を整理できた
  • 別の副業で毎月の収入を作れた
藤原 藤原

みなさん、最初は「こんなこと聞いていいのかな」から始まっています。

ネットビジネスを続けていくと、あなたの代わりにお金を稼いでくれる『仕組み』を作ることができます。

つまり、「不労所得」ということです。

会社に依存する必要もなくなりますし、将来の不安もかなり軽くなります。

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それでも自分一人で始めるのは不安ですよね。

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藤原 藤原

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