藤原 こんにちは、藤原です。
「寄り添う会話が収入に」「月収50万円から上限無し」。
そんな言葉を掲げるココトークの広告を、見かけた方も多いのではないでしょうか。
私のLINEにも「ココトークって、本当に稼げますか」という相談が届いています。
在宅でスマホだけで稼げたら、と思う気持ちはよく分かります。
ただ、その気持ちに寄り添うふりをして、稼ぎ方も報酬も隠したまま人を集める在宅の副業も増えているんです。
⚠️ ココトークは、稼ぎ方も報酬の仕組みも示されず、運営はドバイの海外事業者でした。
この在宅副業を、私はおすすめしません。
藤原 在宅で稼ぎたいという正しい気持ちほど、こういう副業に狙われやすいんです。
なぜそう判断したのか、その理由をお伝えします。
まだ広告を見ている段階の方も、もう登録してしまった方も、気軽に声をかけてくださいね。
ココトークは怪しい?在宅副業としての結論
ココトークは、稼ぎ方も報酬も伏せたまま人を集める、おすすめできない在宅副業です。
料金や報酬の話に入る前に、まず広告のトップを見てください。

見ての通り、「月収50万円から上限無し」「即日払いOK」という強い数字が最初に並びます。
先に言っておきたいことがあります。
人の話を聞く在宅の相談チャットという仕事そのものは、実在します。
藤原 だから、在宅で人の相談にのる仕事自体を、私は否定しません。
問題は、この広告の見せ方のほうです。
トップでは大きな金額をうたうのに、肝心の稼ぎ方と報酬の仕組みは、最後まで出てきません。
そして運営しているのは、ドバイに住所を置く海外の事業者でした。
「心に寄り添う社会貢献」という優しい言葉で油断させて、中身を見せないまま進ませる。
ここが、このココトークの気になるところです。
すでに登録してしまった方も、お金を払う前ならまだ止められます。
今の状況を聞かせてくださいね。
ココトークとは?在宅でできる相談の副業の中身
ココトークとは、スマホのやり取りで人の悩みを聞く在宅の相談チャットという副業です。

広告では「在宅で人の気持ちに寄り添うお仕事」「初心者さん歓迎」「プレッシャーなし」とうたわれています。
身近な人に相談できない方の話を聞いて、心を支える仕事だと書かれていました。
言葉だけを読むと、やりがいのある良い仕事に見えます。

ですが、読み進めると気になる書き方が何度も出てきます。
「収入面だけに目を向けるのではなく」「軽い気持ちではできない」という言葉が、くり返し出てくるんです。
藤原 稼ぎ方の説明はないのに、稼ぐこと以外を強調する文章ばかりが並んでいます。
やりがいの話は丁寧に書かれています。
その一方で、誰が、どんなやり取りで、どうやってお金を受け取るのか。
その具体的な説明が、広告のどこにもありません。
大きな金額を掲げながら、稼ぎ方の中身だけがぽっかり抜けています。
この抜けている部分こそ、いちばん先に確かめるべきところです。
ココトークの収入は?月収50万円の根拠を調査
ここが、いちばんの問題です。

広告のトップには「月収50万円から上限無し」とありました。
ですが、その50万円が、何件のやり取りで、いくらの報酬から積み上がるのか。
その計算の根拠は、どこにも書かれていません。
1通いくらなのか、時給なのか、成果によるのか、金額の単位すら出てこないんです。

スタッフの紹介にも「高収入を目指せる可能性はあります」とだけ書かれていました。
「可能性」という言葉で、実際の金額から目をそらさせています。
藤原 上限無しと大きく出すなら、1件いくらかを先に見せられるはずなんです。
在宅の相談チャットで、月に50万円を続けて稼ぐのは、簡単なことではありません。
仮に1通あたりの単価が低ければ、朝から晩まで返信しても数万円にしかならない、という話も十分あり得ます。
私のLINEには「即日払いと書いてあったのに、最低出金額に届かず一度も受け取れなかった」という相談も届いています。
金額の単位を伏せたまま「上限無し」だけを見せる。
この見せ方に、私は強い違和感を持っています。
「安全に在宅で稼ぎたい」という前向きな相談でも大丈夫なので、気軽に聞かせてくださいね。
ココトークの登録はLINEの診断から案内される
ココトークは、広告から直接ではなく、別のLINEを経由して案内される形になっていました。

私も実際に同じ広告から登録し、案内された先を1つずつそのまま記録しました。
最初のLINEは「診断サポート窓口17」で、所在国は韓国だった
追加してすぐに表示された画面です。

未認証アカウントで、所在国・地域は「韓国」と表示されています。
名前の末尾についた「17」という数字も、量産されたアカウントの1つに見えます。
追加すると、すぐに届いたのがこちらです。

「AI副業診断 30秒であなたにピッタリの副業が必ず見つかる♪」という案内です。
ココトークという名前は、まだ一度も出てきません。
藤原 最初の窓口は、何を紹介しているのかすら明かさないんです。
2つ目のLINE「ココトーク雇用LINE14」も所在国は韓国だった
診断に進むと、案内されたのが2つ目のアカウントです。

こちらも未認証アカウントで、所在国・地域は「韓国」でした。
名前の末尾は今度は「14」で、最初のアカウントと同じ番号の付け方です。
日本語の在宅ワークを案内する窓口が、2つとも韓国所在で、しかも連番だったわけです。
追加すると届いたのが、ログインを促すメッセージでした。

藤原 広告→診断→別のLINE→ログインと、案内される場所がどんどん切り替わっていきます。
ログインした会員ページはdmirhg.comという別ドメインだった
ログインボタンを押すと開いたのが、会員ページです。

画面には「ココトーク」と大きく書かれています。
ですが実際のURLはdmirhg.comという、サービス名とまったく関係のないドメインでした。
「ココトーク」という名前は、どこにも入っていません。
さらに、公式サイトにあった「受信ボックス」という案内ページも開いてみました。
すると「page not found」と表示され、すでに消えていました。
案内の入り口が次々に切り替わり、たどった先のページが消えている。
無料で始めるつもりが、気づけば別のLINEをいくつも追加させられている、ということになりかねません。
もういくつかLINEを登録してしまった方は、進む前に一度だけ私に確認してくださいね。
ココトークの口コミ・評判は本当か
実際にやってみた人の声も、気になりますよね。

公式サイトには、スタッフの声も利用者の声も、たくさん並んでいます。
ただ、どれにも「掲載許可を得た声をもとに、一部表現を調整した」と注記がありました。
つまり、これは運営側が出している声で、第三者が確かめたものではありません。

ネット上も調べましたが、実際に稼げたという信頼できる声は、ほとんど見つかりませんでした。
その代わり、私のLINEには気になる相談が届いています。
月収50万円と書いてあったので登録したのに、報酬の説明がないまま別のLINEに案内されて不安になりました。
LINE相談者さんより
稼ぎ方を質問しても「やってみれば分かる」としか返ってこず、結局いくらもらえるのか分かりませんでした。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可をいただいて掲載しています。
藤原 「稼げた」という第三者の声が一つも出てこないのが、いちばん引っかかります。
表に出ている声は、運営が見せる前向きなものばかりです。
これでは、稼げるかどうかの判断材料にはなりません。
残るは、この会社が信用できる相手なのかどうかです。
運営元も調べました。
ココトークの運営会社はどこ?株式会社ココトークを調査
運営元の情報は、いちばん気になるところですよね。

会社概要を確認すると、運営は株式会社ココトークとありました。
そして運営責任者の名前は、「Omar Tariq Al-Farsi」と書かれています。
日本語のサービスなのに、責任者は海外の名前です。

さらに所在地を見ると、ドバイのビルの一室でした。
Room No. 701-704, 7th floor, Maze Tower Dubai, U.A.E
電話番号も「+971 4 379215」という、アラブ首長国連邦の番号です。
私が実際にギフトカードの決済フォームまで進んだ先でも、同じ会社概要が表示されていました。

日本国内の住所も、日本の電話番号も、どこにもありません。
藤原 何かあったとき、ドバイの会社に日本語で連絡が取れると思いますか。
念のため、国税庁の法人番号公表サイトでも確認しました。
日本の会社なら必ず出てくる法人番号ですが、この会社を裏づける情報は確認できませんでした。
日本向けにお金のやり取りが発生する仕事なのに、日本での連絡先も、法人としての実体も見えないわけです。
海外の事業者との取引でお金が戻らないといった相談は、国民生活センターにも多く寄せられています。
トラブルになってからでは、遠い国の相手を追いかけるのは、まず現実的ではありません。
だからこそ、お金を預ける前に、相手が誰なのかを確かめておくことが大事なんです。
海外の事業者だと分かって不安になったら、追いかけ方も含めて藤原に相談してください。
ココトークの吉川せいとのやり取りで実際に確認した手口
会員ページにログインすると、「吉川せい」という人物との1対1チャットに案内されました。
パートナー吉川せいは「10億円の給与を渡す」と切り出してくる
届いたメッセージがこちらです。

「1940年生まれ・北海道出身・去年妻をなくし、鬱になり自殺未遂もした」という身の上話とともに現れました。
続けて届いたのが、こちらです。

「給与として預け入れした10億円は自由に使って頂いて構いません」
初対面に近い相手が10億円という金額を口にする時点で、現実的な話とは思えません。
藤原 孤独と病気の話をした直後に大金の話をする。この落差が不自然なんです。
給与を振り込もうとすると「アカウントのアップグレードが必要」で止められる
マイページを開くと、実際に給与残高が表示されていました。

給与残高は1,000,000,000円、つまり10億円と表示されています。
銀行名や口座番号を入力して「給与を振り込む」を押すと、出てきたのがこの画面です。

「アカウントのアップグレードが必要です。現在の設定では、給与の振り込みをご利用いただけません」
振り込みボタンを押した瞬間に、別の手続きを求められる作りです。
藤原 10億円が手元にあるという設定なのに、受け取るための手続きにはお金がかかる。ここが矛盾しています。
アップグレードは楽天ギフトカードのPINコードを送る形式だった
アップグレードの案内には、こう書かれていました。

「トクポ」というポイントの追加が必要だとして、dmirhg.com/creditというリンクへ案内されます。
開くと出てきたのが、楽天ギフトカードでの支払い案内でした。

「楽天ギフトカードと提携しています」と書かれています。
ですが楽天自身は、ギフトカードを使った詐欺に繰り返し注意を呼びかけている側です。
続いて出てきたのが、決済フォームです。

「入力欄:金額・PINコードをこちらに記入」
コンビニで買った楽天ギフトカードの金額とPINコードを、そのままフォームに打ち込ませる仕組みです。
藤原 PINコードを送った時点で、そのカードの中身は相手が自由に使えるようになります。
支払い後は「証拠になるギフトカードをすぐに破棄してください」と言われる
ここで、いちばん引っかかった一文がありました。
トクポの追加に利用が済んだギフトカードについては重複等のトラブルの元とならないようすぐに全て”破棄”を必ずお願いいたします
ココトークのメッセージより
「トラブル防止」という理由をつけていますが、これは実質的に支払いの証拠を手元に残させない指示です。
あとから「払っていない」と言い逃れされても、こちらには証明する手段が残りません。
藤原 証拠を消させる指示が入っている時点で、まともな運営とは考えられません。
ほかの検証サイトによると、この先も条件が変わりながら支払いが繰り返されるとのことです。
「アップグレードは完了間近」「あと少しで受け取れる」と、毎回そう言われ続けるようです。
同じ報告には、「吉永紀美子」「KAZU」「チカ」「斎藤恵子」といった、吉川せい以外の名前も複数登場します。
1人のやり取りに見せかけて、実際には何人ものキャラクターが役割分担で登場する作りのようです。
吉川せいのプロフィール写真についても、ほかの検証サイトから、実在しない人物のAI生成画像だという指摘が出ています。
さらに「受け取りをしない場合は3日以内に強制解雇の連絡が届く」という報告もあります。
期限を切って急がせる作りは、私が確認した流れとも一致します。
藤原 名前も設定も違う人物が次々出てくるのに、要求してくる中身は同じお金の話ばかりです。
ネット上には「5万円ほど支払った」という声もあります。
「楽天カード3,000円分を購入した」「38,000円を送金した」という声も見つかりました。
こうした具体的な被害を報告する声が、複数見つかりました。
改めて広告を見返すと、単価が書かれていない点は、やはり気になります。

見ての通り、ここでも金額の単位や支払い方法には一切触れられていません。
藤原 広告の「月収50万円」の先に、こういうやり取りが待っているとは、誰も思わないはずです。
一般的な在宅の相談チャット求人と比べると、違いがはっきりします。
| 項目 | 一般的な在宅相談チャットの求人 | ココトーク |
|---|---|---|
| 報酬体系 | 時給や文字単価が募集要項に明記 | 「月収50万円から上限無し」で単価は非公開 |
| 支払い方法 | 銀行振込 | 報告によればクレジット購入名目のギフトカード |
| 運営の所在地 | 国内の会社が中心 | ドバイの海外事業者 |
| 応募経路 | 求人サイトや企業サイトから直接 | 診断サイトを経由し複数のLINEに案内 |
単価が非公開で、支払い方法が銀行振込でないなら、それだけで一般的な求人とは別物だと考えてください。
こうした「心に寄り添う仕事」を名目にした在宅副業は、名前や見た目を変えて何度も出てきます。
似たような案内を受けて不安なら、比べてみた結果を含めて藤原に聞かせてください。
ココトークは在宅副業として安全か|まとめ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

ココトークは、月収50万円と大きくうたいながら、稼ぎ方も報酬の仕組みも最後まで示さない在宅副業でした。
登録すると所在国が韓国の未認証LINEを2つ経由し、「吉川せい」という人物にたどり着きました。
10億円を見せたあと、楽天ギフトカードのPINコードと引き換えに証拠の破棄まで求めてきます。
運営はドバイの海外事業者で、掲載されている口コミは、すべて運営側が出したものでした。
見極めるコツは、怪しい在宅副業の見分け方をまとめた記事にも書いています。
似た手口は、はるなの在宅ワークを調べたときにも見られました。
在宅で稼ぎたいという気持ちは、まったく間違っていません。
だからこそ、その気持ちを狙う副業が、名前とデザインを変えて次々に出てきます。
藤原 あなたが見抜けないのではなく、まともな在宅ワークとそっくりに作られているだけなんです。
私も昔、うまい話に飛びついて、大きなお金を失ったことがあります。
気づけば借金だけが残り、誰にも言えず、一人で抱えていた時期がありました。
だから、稼げるか分からないまま先に進もうとする、あの落ち着かない感じはよく分かります。
もう登録して別のLINEまで進んでしまった方は、次の返事をする前に、今の状況を聞かせてください。
まだ広告を見ている段階の方は、お金や個人情報を渡す前に、一度相談してもらえれば大丈夫です。
一般論ではなく、あなたが今どこまで進んでいるかに合わせて、次にどうするかをお伝えします。
今すぐ聞きたいことがなくても、大丈夫です。
「安全な在宅副業が知りたい」「何から始めればいいか分からない」という相談でも構いません。
一言で送ってもらえれば、私が一人ひとりにお返事します。
私が実際に試して、無理なく続けられている副業の話も、必要なら共有します。
ココトークのことでも、いま気になっている別の広告のことでも、遠慮なく声をかけてくださいね。
藤原 登録する前でも、もう進んでしまった後でも、まずは気軽に声をかけてください。

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