藤原 藤原

こんにちは、藤原です。

子どもが小さいうちは、外に働きに出るだけでも簡単ではありません。

家で、自分のペースで収入を作れたら。

そう考えてスクールを探し始める方は、私のまわりにも大勢います。

今日は、インスタグラムの広告で流れてくる「ママのミカタ学校」について調査しました。

広告には受講した8人が並んで、月7桁を達成したと書かれています。

藤原 藤原

私のLINEにも「ママのミカタ学校の無料相談を受けたけれど大丈夫か」という相談が来ています。

⚠️ 先に結論をお伝えすると、ママのミカタ学校への参加は慎重になるべきです。

これまで数百ものネットビジネスを調査してきた私が、ママのミカタ学校の実態をお伝えしていきます。

ママのミカタ学校に限らず、副業やスクールの疑問・不安があれば、下のボタンから気軽に連絡くださいね。

ママのミカタ学校の口コミと受講料を調べた結論

ママのミカタ学校は詐欺と決めつけられるスクールではありませんが、安易な参加はおすすめできません。

株式会社ママのミカタは国税庁の法人番号公表サイトで確認できる会社です。

受講料も、広告ではなく自社サイトのほうにきちんと載っています。

そこは、金額を隠したまま面談に呼ぶスクールより正直な部分です。

まず、どんな広告なのかを見てください。

在宅ワークのすべてとAIが学べる、ママが作りママが実践しママが輝くと書かれたママのミカタ学校の広告の冒頭

在宅ワークとAIをまとめて学べる、というのが売り文句になっています。

ここまでなら、よくあるオンラインスクールの広告です。

問題は、この先に出てくる金額と、その金額を良いものだと言っている声のほうにあります。

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ママのミカタ学校で先に知っておきたいこと
  • 受講料は44万8,000円と74万8,000円
  • 特商法には原則返金なしと記載
  • クーリング・オフは該当なしと記載
  • 紹介する側になるには保証金50万円

「良い評判しか出てこないから安心した」という状態が、いちばん危ないと考えています。

その良い評判を書いたのが誰なのか、ここから先の中身になります。

ママのミカタ学校の受講料はベーシック44万8千円と特進74万8千円

ママのミカタ学校の受講料は、ベーシッククラスが44万8,000円、特進クラスが74万8,000円です。

どちらも税込みで、受講期間は6か月と書かれていました。

金額が書かれているのは広告ではなく、株式会社ママのミカタの会社サイトのサービス一覧です。

ベーシッククラスは価格448,000円、受講期間6ヶ月、提供内容が12項目並んでいる会社サイトの記載

見ての通り、内容も金額もかなり細かく公開されています。

高額なスクールで、ここまで自分から出しているところは多くありません。

ベーシッククラスと特進クラスの違いは講師への相談枠

2つのクラスの差額は30万円ですが、増える中身は限られています。

特進クラスの説明を並べて読むと、それがはっきりします。

特進クラスは価格748,000円で、提供内容12項目はベーシックと同じ、特進クラス限定サポートが5項目追加されている記載

提供内容の①から⑫は、ベーシッククラスと一字一句同じでした。

特進クラスで足されるのは、講師への質問し放題ミーティングの枠、それにスタッフの無制限サポートです。

30万円で買い足すのは、教材ではなく人と話す時間だということになります。

その時間に30万円の価値があるかどうかは、始める前には誰にも分かりません。

藤原 藤原

30万円の差で増えるのが相談枠というのは、正直わかりにくいところです。

特定商取引法の表記でも、同じ2つの金額が確認できました。

特定商取引法の表記の販売価格の欄にベーシッククラス448,000円、特進クラス748,000円と書かれている

会社サイトと表記で金額が食い違っていない点は、そのまま評価していい部分です。

44万8,000円を6か月で取り返すには月いくら必要か

いちばん安いベーシッククラスでも、6か月で44万8,000円がかかります。

これを受講期間のうちに取り返すなら、月に7万4,700円ほどの利益を出し続ける必要があります。

在宅ワークを始めたばかりの人が、初月から毎月7万円台を確保できるかどうか。

そこを冷静に見てから決めてほしい金額です。

項目ベーシッククラス特進クラス
受講料44万8,000円74万8,000円
受講期間6か月6か月
6か月で回収する月額約7万4,700円約12万4,700円

お金をかけて学ぶこと自体を、私は悪いことだとは思っていません。

見るべきなのは、その金額に見合う中身が始める前に判断できるかどうかの1点です。

そしてその判断材料として、多くの方が口コミを探します。

ママのミカタ学校を紹介する側になるには保証金50万円がいる

ママのミカタ学校には紹介制度があり、紹介する側になるには保証金として50万円の入金が必要です。

会社サイトには「ママのミカタ学校をご紹介する方法」というページがあり、そこに手順が書かれていました。

紹介報酬の仕組みそのものは、ネットで商品を売る会社なら普通に持っているものです。

ただ、最後の手順に書かれていた内容が普通ではありませんでした。

ステップ6の保証金の入金の欄に、保証金として50万円の入金をお願いしますと書かれている紹介パートナー募集ページ

「保証金として50万円の入金をお願いします」。

そして「入金が確認でき次第、アフィリエイト活動をすることができます」と続きます。

紹介する側に回るのに、先に50万円を預ける決まりです。

藤原 藤原

紹介する側が先に50万円を預ける形は、私もあまり見たことがありません。

紹介パートナーの手順はWEB面談と契約書の読み合わせ

保証金の前には、5つの手順が並んでいます。

ページに書かれていた流れがこちらです。

応募、詳細案内、パートナー情報の提出、WEB面談、パートナー契約の締結と6段階の手順が並ぶ紹介パートナー募集ページ

身分証明書の提出、WEB面談、契約書の読み合わせと段階を踏んだうえで、最後に保証金です。

ここで押さえておきたいのは、紹介する人は50万円を預けた状態でこのスクールを勧めるという点になります。

預けたお金を取り返すには、誰かに受講してもらうしかありません。

つまり、これから読む「受講生の声」の書き手が、その立場である可能性があります。

「受講した人の本音が知りたい」という気持ちがあるなら、下のボタンから聞いてもらったほうが早いです。

私が調べたことのあるスクールなら、その場でお答えできます。

ママのミカタ学校の口コミは知恵袋も個人ブログも出どころが近い

ママのミカタ学校の口コミは数多く見つかりますが、独立した第三者の声は確認できませんでした。

「ママのミカタ学校 口コミ」で検索すると、上位には受講生を名乗る個人ブログと知恵袋の質問が並びます。

どれも読み口は自然で、パッと見では運営と関係があるようには見えません。

そこで、書かれた時刻とドメインの取得日を確認しました。

知恵袋の絶賛回答は質問の1分後に付いている

2025年7月28日に投稿された質問が、いちばん分かりやすい例です。

まず、質問の中身と投稿時刻を見てください。

2025年7月28日12時56分に投稿された、ママのミカタ学校に興味があるがネットで怪しいや詐欺という意見も見かけて不安という知恵袋の質問

「ネットで『怪しい』や『詐欺』という意見も見かけて不安です」という、ごく普通の質問です。

投稿時刻は12時56分でした。

そして、これに付いたベストアンサーがこちらです。

2025年7月28日12時57分に投稿された、無料相談で疑問や不安を直接聞いて納得感が得られ今では在宅でフリーランスとして働けるようになったという回答

投稿時刻は12時57分です。

質問の1分後に、体験談を交えた長文の絶賛が付いています。

もう1件の回答も見てください。

2025年7月28日12時57分に投稿された、最初は不安だったが無料オリエンテーションで不安が消えメルカリワークで月10万円以上を安定して得ているという回答

こちらも同じ12時57分でした。

質問が出てから1分で、別々の人が長い文章を2本書いたことになります。

藤原 藤原

質問から1分で2件の絶賛が並ぶ知恵袋は、私はあまり信用していません。

回答の中身も、どちらも「ネットの悪評は気にしなくていい」「まずは無料相談へ」という同じ着地です。

受講生のブログだったドメインが今は広告を配信している

もうひとつ、口コミの出どころで気になった点があります。

インスタグラムの広告から飛ばされるページは、mamamikalife.com というドメインの下にあります。

このドメイン、去年までは受講生の日記でした。

在宅ワーク実践3児のママ美香成長日記というブログのトップページで、ママのミカタ学校は詐欺在宅スクールなのかという記事が並んでいる

「在宅ワーク実践!3児のママ美香成長日記」というタイトルで、記事の見出しもそのままです。

「ママのミカタ学校は詐欺在宅スクールなのか?」という記事まで、この日記が書いていました。

そして今、同じドメインのトップを開くとこうなります。

mamamikalife.comのトップページが403 Forbiddenでアクセスしようとしたページは表示できませんでしたと表示されている画面

日記のほうは表示されず、生きているのは広告のページだけです。

受講生のブログは、もう1つあります。

mamanomikatablog.com という別のドメインです。

この2つのドメインが登録された日を調べました。

2つとも2020年8月25日の同じ時間帯に、1分半ちがいで取られていました。

会社の設立が2020年7月17日ですから、その約1か月後です。

藤原 藤原

受講生の日記だったドメインが、いまは広告だけを配信しています。

別々の受講生が偶然そうしたと考えるより、まとめて用意されたと考えるほうが自然でした。

同じ形は、以前調べたルナワークというスクールでも出てきました。

口コミ記事の書き手が運営側だったという話で、探し方まで含めてそちらに書いています。

受講生の声を名乗るページが並んでいるときほど、書いた人の立場を先に確かめてください。

ママのミカタ学校の3つのNo.1は2020年9月のイメージ調査

広告に並ぶ3つのNo.1は、受講した人の評価ではありません。

金メダルのような画像が3つ並び、その下に小さく調査の中身が書かれています。

そこを拡大したのがこちらです。

おかげさまで3つの部門でNo.1という表示と、調査期間2020年9月14日から16日、在宅ワーク総合スクール10社を対象にしたサイト比較イメージ調査という注記

「調査概要:在宅ワーク総合スクール10社を対象にしたサイト比較イメージ調査」。

対象は「全国の30代の子持ちの女性1004名アンケートモニター」で、期間は2020年9月14日〜16日の3日間です。

つまり、受講していない人がスクール10社のサイトを見比べた印象の順位です。

しかも、会社の設立から2か月しか経っていない時期に取られています。

藤原 藤原

6年前にサイトを見た印象の順位が、いまも金メダルとして貼られています。

この点は、公的な整理があります。

消費者庁「No.1表示に関する実態調査報告書の公表について」は、令和6年9月26日にこう書いています。

「顧客満足度No.1」などのいわゆるNo.1表示等は、その表示が合理的な根拠に基づかず、事実と異なる場合には、実際のもの又は競争事業者のものよりも著しく優良又は有利であると一般消費者に誤認され、不当表示として景品表示法上問題となります。

消費者庁の公表資料より

ママのミカタ学校のバッジのひとつは、そのまま「顧客満足度」です。

6年前にサイトを見た印象と、いま払う44万8,000円の中身は別の話です。

この順位を根拠に決めるのは、やめておいたほうがいいと考えています。

ママのミカタ学校の特商法は返金なしでクーリングオフも該当なし

ママのミカタ学校の特定商取引法の表記には、原則として返金しないと書かれています。

該当の欄をそのまま引用します。

返品キャンセル中途解約等の欄に原則返品返金は承っておりません、クーリングオフの欄に該当となる商品の取り扱いはございませんと書かれた特商法の表記

「情報という商品特性上、原則返品・返金は承っておりません」。

そして、そのすぐ下です。

「クーリング・オフが該当となる商品の取り扱いはございません」。

藤原 藤原

返金なしと書いてある以上、払う前に決着をつけるしかありません。

表記の全体も確認しましたが、事業者名も住所も電話番号も記載がありました。

販売業者は株式会社ママのミカタ、代表者は三浦麻由美、所在地は東京都中央区銀座と記載された特定商取引法に基づく表記の全体

書くべき項目が抜けているわけではありません。

引っかかるのは、クーリング・オフの欄の書き方のほうです。

在宅ワークで稼げると誘う契約には20日間のクーリング・オフがある

仕事を提供するので収入が得られる、と誘って商品や役務を買わせる取引があります。

消費者庁はこれを業務提供誘引販売取引と呼んでいます。

内容は消費者庁の特定商取引法ガイドにまとまっています。

この取引に当たるなら、契約書面を受け取った日から20日間はクーリング・オフができるという決まりです。

データ入力の仕事を提供すると言われて契約した事例も、消費者庁が公開しています。

ママのミカタ学校がこれに当たるかどうかは、契約の中身で決まります。

ただ、表記に書かれているのは「該当となる商品の取り扱いはございません」の一文だけでした。

44万8,000円を払う前に、この点は自分の目で確かめてください。

契約書を受け取ったあとに気付いても、返金しないと先に書かれています。

ママのミカタ学校の広告は月7桁を並べるが受講料は出てこない

広告のページには、受講料の記載が一切ありません。

代わりに載っているのが、受講生8人の体験談です。

元医療系ワーママ伊藤ゆきこさんが、第二子の妊娠中にママのミカタに出会い月7桁を達成しましたと語る受講生の声

「月7桁を達成しました」。

同じ形の紹介が、あと7人分続きます。

シングルマザー石倉るみさんが、会社員の給料以上の報酬を達成できましたと語る受講生の声

こちらは「会社員の給料以上の報酬」です。

8人全員に「個人の感想です」という注記が付いていました。

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月7桁が8人並ぶのに、受講料だけが最後まで出てきません。

講師本人の実績も、同じページに書かれています。

未経験の状態からセミナービジネスを学び、初月から30万円、6ヶ月で月収100万円、1年で月収500万円を達成したと書かれた講師の紹介

「初月から30万円、6ヶ月で月収100万円、1年で月収500万円」。

この講師が教える3つの在宅ワークのひとつが、在宅セミナー講師です。

ママのミカタ学校は忙しいママがスキマ時間で在宅ワークを学び報酬を得るためのサポートを提供していますと書かれた広告の説明部分

「現在までに500名以上の在宅ワークママを輩出しています」とも書かれていました。

広告の終わりで案内されるのは、金額の説明ではなくLINEの友だち追加です。

今すぐLINEを友だち追加して無料講座を手に入れると書かれたボタンと、LINEはいつでもブロックすることが出来ますという注記

無料講座を受け取ってから、相談会で金額を聞く流れになります。

その相談会の前に、44万8,000円という数字を知っておくかどうかで話の聞き方は変わります。

株式会社ママのミカタと三浦麻由美の運営情報

運営元の株式会社ママのミカタは、国税庁の法人番号公表サイトで実在を確認できました。

法人番号は2010001211147です。

国税庁法人番号公表サイトに登録された株式会社ママのミカタの法人番号2010001211147と東京都中央区銀座7丁目15番8号の所在地、変更履歴情報

法人番号が指定されたのは令和2年7月27日でした。

変更履歴を見ると、令和7年12月18日に本店を移しています。

移転前の所在地は東京都中央区晴海3丁目13番1で、現在は中央区銀座7丁目15番8号です。

会社サイトの会社概要にも、同じ住所が載っていました。

会社名は株式会社ママのミカタ、本店は東京都中央区銀座7-15-8、設立は2020年7月17日、資本金10,000,000円と書かれた会社概要

設立は2020年7月17日、資本金は1,000万円、代表者は三浦麻由美さんです。

顧問弁護士の名前と事務所名まで公開されていました。

藤原 藤原

会社そのものは実在していて、料金も自社サイトで公開されています。

事業内容は教育事業のほか、ベビーシッター業務と家事代行業と書かれています。

会社が実在することと、44万8,000円に見合う中身があるかどうかは別の話です。

そして今回いちばん引っかかったのは、その判断材料であるはずの口コミのほうでした。

ママのミカタ学校は受講料と紹介制度を確かめてから|まとめ

ママのミカタ学校は、会社も受講料もはっきりしているスクールです。

金額を隠したまま面談に呼ぶところに比べれば、正直な部分は確かにあります。

それでも、口コミを根拠に申し込むのはすすめられません。

知恵袋の絶賛は質問の1分後に付いていて、受講生の日記だったドメインは今このスクールの広告を配信しています。

そして紹介する側になるには、先に50万円を預ける決まりでした。

ステップ6の保証金の入金の欄に、保証金として50万円の入金をお願いしますと書かれている紹介パートナー募集ページ

良い評判を書く動機を持った人が、制度としてつくられている形になります。

藤原 藤原

読んでいる声が誰の立場のものか分からないまま決めるのが、いちばんもったいないところです。

数十万円を払えば働き方が変わる、という話を私は持っていません。

ただ、自分で手を動かして安全性を確かめたやり方なら、いくつもお伝えできます。

「相談会を予約したけれど、行く前にもう少し知りたい」

「受講料を払う前に、他の道も見ておきたい」

「もう申し込んでしまった」

どの立場でも、そのままLINEに送ってもらえれば大丈夫です。

私が続けてこられたものだけを、順にお伝えします。

家にいながら自分で収入を作りたい、という考え方そのものは何も間違っていません。

子育ての合間に動ける仕事を選ぶのは、むしろ理にかなっています。

惜しいのは、比べる相手がいない状態で44万円を決めてしまうことのほうです。

私は気になったスクールがあれば、自分で問い合わせて案内の中身まで見ます。

募集ページには出てこない条件が、進んでいくと必ず出てきます。

藤原 藤原

気になっているスクールがあるなら、名前だけでも送ってもらえれば大丈夫です。

急いでいないなら、友だち追加だけでも構いません。

一言もらえれば、必ず返信します。