藤原 こんにちは、藤原です。
今回調べたのは、MHT collectionというAmazon物販のコンサルティングです。
案内しているのは田村英也さん。
サイトに大きく出ているのは「定年後の不安も、過去の挫折も、ここで終わらせる」という一文です。
狙いは50代60代で、目標は月利50万円だそうです。
藤原 高額スクールで結果が出なかった人に向けて書かれているのが、他と違うところです。
私も申し込みの手前まで進んで、料金と契約の条件を確かめてきました。
⚠️ MHT collectionは詐欺ではありませんが、契約の期間と止め方だけは先に確かめてください。
サイトの説明と料金表の記載が、そこだけ食い違っています。
無料相談の予約を入れた方にも、すでに1回話を聞いた方にも、聞いておくべき項目をお伝えできます。
MHT collectionは怪しい?田村英也の物販コンサルを調べた結論
MHT collectionは詐欺ではありませんが、月謝制という言葉だけで申し込むのはおすすめしません。
先に、確かめられた良い点から書きます。

このサイトには、料金がはっきり金額で出ています。
特定商取引法の表記にも、住所と電話番号とメールアドレスがそろっていました。
金額を隠して面談に呼び込むタイプの商材とは、そこがはっきり違います。
そのうえで、私が引っかかったのは1点だけです。
「いつでも止められる月謝制」と書いてあるのに、料金欄には期間12ヶ月と書かれています。
途中で止めたときにどうなるかは、サイトのどこにも書かれていませんでした。
藤原 月謝制という言葉は、そこが決まっていて初めて安心材料になります。
物販を50代60代から始めること自体は、私は否定しません。
ただ、止め方が書いていない契約に12ヶ月分の予定を入れるのは別の話です。
「無料相談で何を聞けばいいのか分からない」という方は、行く前に一言送ってください。
MHT collectionとは?田村英也のAmazon物販コンサルの中身
MHT collectionは、Amazonで自分のブランド商品を売るための個別コンサルティングです。
Amazon物販のページは、こう始まります。

「高額スクールはもう不要」から始まり、「まずは月利50万円」と続きます。
扱う中身と、掲げられている目標は分けて考えたほうがいいです。
MHT collectionの正体は中国輸入OEMの個別指導
やるのは中国輸入OEMと呼ばれるやり方です。
中国の工場に作らせた商品に自分のブランド名を付けて、Amazonで売る形になります。
進め方は3段階で説明されていました。

動画教材で基礎を学び、Zoomで商品リサーチを教わり、出品と広告運用まで進む流れです。
商品リサーチにはオリジナルのAIツールを使うとも書いてありました。
転売ではなく自分の商品を作る、という方向自体はまっとうです。
MHT collectionが掲げる月利50万円という数字
気になるのは、目標として出てくる数字のほうです。

月利5万→10万円→50万円→100万円を構築と並んでいます。
よくある質問では、月利100万円について「十分可能です」と答えています。
理由は、金額が変わってもやることは基本的に同じだから、という説明でした。
藤原 やることが同じでも、必要な資金と在庫の量はまったく同じになりません。
Amazonで月利50万円を出すには、単純計算でも数百万円分の在庫を回す必要があります。
その資金の話が、この数字の横には出てきません。
MHT collectionの料金は月謝制でいくらかかるのか
料金は2つのコースがあり、どちらも公式サイトに金額が出ています。
料金プランの部分がこれです。

スタンダードは月額27,000円(税抜)と入会金30,000円(税抜)。
プレミアムは年額550,000円(税抜)で、入会金は無料です。
コースごとに、12ヶ月分の総額を出します。
MHT collectionのスタンダードコースを12ヶ月続けた総額
| 項目 | 金額(税抜) | 税込 |
|---|---|---|
| 入会金 | 3万円 | 3万3,000円 |
| 月額27,000円×12ヶ月 | 32万4,000円 | 35万6,400円 |
| 合計 | 35万4,000円 | 38万9,400円 |
月2万7,000円という表示ですが、12ヶ月分では税込38万9,400円です。
月額で書かれていると小さく見えますが、期間が決まっているので実質は年額に近くなります。
MHT collectionのプレミアムコースとの差
プレミアムは年額550,000円(税抜)で、税込605,000円。
スタンダードとの差はおよそ21万5,000円です。
追加されるのは最初の1商品をこちらで用意するという点だけと書かれていました。
商品リサーチを運営側が実施して、早く出品できるようにする内容です。
藤原 21万円で商品を1つ選んでもらう、という買い物になります。
その商品が売れなかったときにどうなるかは、書かれていません。
MHT collectionの物販に必要な初期費用は別にかかる
コンサル料金とは別に、仕入れなどのお金がかかります。
これはサイトのよくある質問に、正直に書かれていました。

「20〜30万円ぐらい必要になると思います」と書いてあります。
商標権の登録、JANコードの発行、初回の仕入れ、広告費。
隠さずに書いているのは、私は良い点だと思います。
そのうえで、1年目に用意するお金を合計します。
| 内訳 | 金額(税込) |
|---|---|
| スタンダードコース12ヶ月 | 38万9,400円 |
| 仕入れ・商標・販促費 | 20万〜30万円 |
| 1年目の合計 | 約59万〜69万円 |
スタンダードでも、1年目に用意するお金は60万円前後になります。
パソコンを持っていない方は、そこに中古で5万円ほどが加わると案内されていました。
藤原 月2万7,000円という数字だけを見て判断すると、この差でつまずきます。
お金をかけて学ぶこと自体を悪いとは言いません。
問題は、その60万円を何ヶ月で取り戻せるかを、申し込む前に自分で計算できるかどうかです。
「この金額を回収できる見込みがあるのか」が気になっている方は、気軽に聞いてください。
同じ予算で他に何ができるかも並べて考えたほうが、判断しやすくなります。
MHT collectionは本当にいつでも止められるのか
ここが、この記事で一番確かめてほしい部分です。
サイトの「選ばれる5つの理由」には、こう書かれています。

「いつでも止められる月謝制を採用している」とあります。
一方で、同じサイトの料金欄には「期間:12ヶ月間」と書かれています。
いつでも止められるのか、12ヶ月続けるのか。
書いてある2箇所で、答えが違っています。
どちらが正しいのかを、特定商取引法の表記で確かめました。
MHT collectionの返金とキャンセルの条件
返品とキャンセルについては、こう書かれています。

「原則として提供後の返金はお受けしておりません」。
その次に書かれているのは、レッスン1回分の変更とキャンセルの話だけです。
12ヶ月契約を途中で止めたときに、残りの月額がどうなるのか。
その説明が、サイトのどこにも見当たりませんでした。
止められると書いてあるなら、止めたときの扱いも書いてあるはずです。
藤原 無料相談では、ここを口頭でなく書面でもらってください。
聞き方は簡単で「6ヶ月でやめた場合、残りの支払いはどうなりますか」の1行で足ります。
その答えがはっきり返ってくるかどうかで、判断はかなり変わります。
MHT collectionの口コミ・評判を調べた結果
MHT collectionの口コミは、ネット上にほとんどありませんでした。
私が見つけられたのは、サイトに載っている3件だけです。

「50代自営業」「60代会社経営者」「50代脱サラ開業者」という書き方で、名前はありません。
内容はこうなっています。
資金があまりない状態でも1商品立ち上げて月利7万円達成しました。利益の出し方が分かったので、これから積み上げて行きたいです。
MHT collectionのサイトに掲載されたお客様の声より
ここに出ている実績は、目標として掲げられている月利50万円ではなく7万円です。
出している側が正直だとも読めますし、そこまでしか出ていないとも読めます。
藤原 盛った数字を載せていないのは、むしろ好感が持てました。
一方で、悪い評判も1件も見つかりませんでした。
新しく始まったサービスなので、良い評判も悪い評判も、まだ外には出ていない状態です。
判断材料は、今のところサイトに書いてあることしかありません。
同じスクール型の商材で何を確かめるべきかは、クリエイターズアカデミーの費用を調べた記事にも書いています。
契約前に書面でもらう項目は、どのスクールでも同じです。
田村英也の実績とブランド売却は確認できるのか
田村英也さんは、元エンジニアのAI・物販コンサルタントとして紹介されています。
サイトのプロフィール欄がこれです。

「自身が育てたEC物販事業(ブランド)の売却(M&A)に成功」と書かれています。
顔写真も出ていて、名前を隠して活動している方ではありません。
ただ、この売却の実績について調べても、外に出ている情報は見つかりませんでした。
売却したブランド名も、時期も、相手先も公開されていません。
Amazonのブランド売却は、公表しない契約になっていることが普通にあります。
なので、隠しているとは私も言いません。
藤原 確認できないという事実だけを、そのままお伝えしておきます。
出口戦略まで見据えると書かれている以上、そこは面談で聞いていい部分だと思います。
「どのカテゴリの商品で、いつごろ売却されたんですか」と聞けば十分です。
MHT collectionの特商法と運営者情報を調査
運営は法人ではなく、屋号での個人事業です。
記載されていたのは、この5項目です。

| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 事業者の名称 | MHT collection |
| 責任者 | 田村英也 |
| 住所 | 福岡県那珂川市五郎丸1-61-302 |
| 電話番号 | 050-1725-8508 |
| メール | info@mht324.com |
事業者名に株式会社や合同会社が付いていないので、法人ではありません。
個人で運営されているサービスです。
そのこと自体は問題ではなく、個人コンサルとしては普通の形です。
ただ、支払う相手が会社ではなく個人だという前提は持っておいてください。
通信販売の広告に必要な項目は、消費者庁の特定商取引法ガイド 通信販売にまとまっています。
MHT collectionの表記は、その項目をおおむね満たしていました。
MHT collectionの公式サイトに残っている表記
1つだけ、細かい点を書いておきます。

サイトの一番下に「© SWELL DEMO 01.」と出たままになっています。
これはサイトの雛形に最初から入っている表記で、公開前に差し替えるものです。
サイトを作ったのが最近で、細部まで手が回っていないことが分かります。
危険という話ではありませんが、実績を判断する材料の1つにはなります。
藤原 サービスが始まったばかりの段階だ、という前提で話を聞いてください。
田村英也のMHT collectionは契約条件を確認してから|まとめ
MHT collectionは、途中でやめたときの条件を書面でもらってから決めてください。
連絡先も料金も出ていて、詐欺と呼ぶような商材ではありません。

確かめられたことを整理します。
| 確認したこと | 結果 |
|---|---|
| 料金の公開 | スタンダードとプレミアムの両方を金額で表示 |
| 特商法の表記 | 名称・責任者・住所・電話・メールがそろっている |
| 1年目の総額 | コース38万9,400円に初期費用20万〜30万円 |
| 契約期間 | 月謝制と12ヶ月間の2つの記載が併存 |
| 中途解約 | 残りの支払いの扱いが書かれていない |
| 代表の実績 | ブランド売却の詳細は公開情報になし |
金額も連絡先も出ている一方で、やめるときの条件だけが書かれていません。
逆に言えば、そこさえ書面で埋まれば判断できる商材です。
50代60代から物販を始めること自体を、私は止めるつもりがありません。
在庫を持つやり方は手間がかかりますが、その分だけ積み上がります。
止めておいたほうがいいのは、条件が分からないまま12ヶ月分の予定を入れることだけです。
聞くのは3つで足ります。
- 途中でやめたときの残りの支払い
- 月利50万円まで届いた受講生が何人いるか
- 売却したブランドのカテゴリと時期
「聞いたけど、返ってきた答えが妥当なのか分からない」
「もう入会金を払ってしまった」
どちらの状態でも、そのまま持ってきてもらって構いません。
藤原 言われた内容を覚えている範囲で教えてもらえれば、抜けている項目を拾えます。
まだ何も動いていない方も、名前だけ置いていってもらえれば十分です。
物販は他にも選択肢があるので、比べてから決めたほうが後悔しません。
私も自分で在庫を持つ商売をやってきたので、続けられるかどうかの目安はお伝えできます。
60万円を出す前に、一度だけ声をかけてください。
藤原 迷っている段階で聞いてもらうのが、いちばん役に立てます。

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