藤原 こんにちは、藤原です。
「株式市場で1兆円を動かした野村證券OBが、毎朝たった10分で月収300万円」。
そんな広告から、ロジャー堀さんの「朝の10分間トレード」にたどり着く方が多いです。
肩書きが立派なので、つい信じたくなりますよね。
⚠️ ですが、経歴が本物でも、この講座はおすすめしません。
教える本人がネットで公開している予想は、10回のうち3回ほどしか当たっていませんでした。
もう登録した方も、申し込むか迷っている方も、まずは気軽に声をかけてください。
その講座に見合う価値があるか、あなたの状況に合わせてお答えします。
ロジャー堀の評判は本当?朝の10分間トレードの結論
結論、肩書きは本物だけれど、その肩書きに見合う「稼げた」評判が見当たらない講座でした。

広告は「毎朝10分で月収300万円」とうたいます。
でも、広告どおりに毎日稼げるという証拠は、どこにもありませんでした。
むしろ引っかかったのは、教える本人がネットで公開している予想が、10回のうち3回ほどしか当たっていなかったことです。
藤原 「10回中9回は当たる」と言う人が、実際の記録は3回ほど。さすがに信じられませんよね。
しかも、無料のはずが、その先には25万円から100万円の有料講座が待っています。
「野村證券OBだから安心」と申し込むと、いつのまにか数十万円を払っていた、ということになりかねません。
その講座に払う価値があるか迷っているなら、申し込む前の今がいちばん動きやすいです。
ロジャー堀の朝の10分間トレードとは?朝9時の手法を調査
朝の10分間トレードは、「朝投資」と名づけられた株の短期売買を教える投資講座です。

東京市場が開く午前9時に合わせて、前の夜のNYダウとドル円の動きを4つのパターンに当てはめます。
約7分で銘柄を選び、開場からの3分ほどで売買を終える。
だから「10分間」というわけですね。
朝の決まった時間に、判断を型にはめる。
その考え方自体は、投資では珍しくありません。
ただ、気になったのはそこではありません。
広告のどこにも、この手法で「どれだけ負ける可能性があるのか」が書かれていませんでした。
投資には、うまくいく日もあれば、そうでない日もあります。
良い日の話しかせず、負ける日には触れない広告は、その時点で信用しないほうが安全です。
ロジャー堀の経歴は本物か?野村證券OB堀篤を調査
案内役のロジャー堀さんが何者なのか、ここを詳しく調べました。

ロジャー堀さんは本名を堀篤さんといい、1985年に野村證券へ入社した実在の人物です。
野村證券には13年ほど在籍し、その後は上場企業の役員なども務めています。
投資の著書もあり、YouTubeでも株の予想を発信し続けています。
藤原 経歴そのものは、正直に言って立派です。
素性のわからない自称・投資家とは違うので、そこは公平にお伝えしておきます。
ただ、名前と肩書きだけで安心してしまうと、その裏側にある事実を見落とします。
気になったことを、2つだけお話しします。
ロジャー堀とインデックスの粉飾決算の関係
1つめは、彼が取締役を務めた会社の話です。
ロジャー堀さんは、かつて株式会社インデックスというゲーム関連の上場企業の取締役でした。
この会社は後に粉飾決算が発覚し、民事再生と上場廃止に至っています。
数字だけ聞くと不安になりますよね。
でも、ここは公平に書きます。
粉飾があったのは2012年8月期で、ロジャー堀さんはその5年前の2007年に退任しています。
つまり、この粉飾そのものに彼が関わったわけではありません。
藤原 関わっていない件で人を責めるつもりはありません。そこは切り分けます。
お伝えしたいのは、経歴に出てくる華やかな会社名を、額面どおり受け取らないでほしい、ということだけです。
ロジャー堀が講師を務めたミリオンストック投資顧問の行政処分
2つめは、こちらのほうが大事です。
ロジャー堀さんは以前、ミリオンストック投資顧問という投資助言サービスで特別講師を務めていました。
そのミリオンストックの運営会社は、事実と違う説明で会員を集めていたとして、2016年に関東財務局から業務停止の行政処分を受けています。
「特別なルートで儲かる情報を手に入れた」といった触れ込みで、延べ1万人以上を有料契約に誘っていた、というものでした。
ロジャー堀さんが講師として在籍していた時期と、この処分の時期は重なっています。
藤原 処分を受けたのは会社であって、堀さん個人ではありません。ここも切り分けます。
ただ、行政処分を受けた投資顧問で講師をしていた人が、今度は自分の名前で講座を売っている。
その事実は、肩書きの立派さと一緒に、頭に入れておいてください。
「有名な人だから大丈夫だと思っていた」という感覚は、決して珍しくありません。
ロジャー堀の朝の10分間トレードの実績は?公開成績を検証
ここが、広告と大きく食い違ったところです。

広告では「朝の10分で+88,923円」といった具体的な成果が前面に出ています。
数字だけ見ると、たしかに魅力的です。
でも、投資に「毎日いくら」という保証はありません。
相場は毎日動きが変わるので、「毎日決まった額が稼げる」という見せ方は、前提から無理があります。

そして、とくに引っかかったのが、教える側の成績です。
ロジャー堀さんは自分の腕前を「勝率9割以上」、つまり10回のうち9回は当てられると紹介しています。
ところが、Yahoo!ファイナンスの株価予想企画で本人が残した成績は9勝18敗で、当たったのは3回に1回ほど(勝率33%)でした。
同じ企画での通算成績も、プラスではなくマイナスだったと確認できました。
藤原 自称9割と、公開の場での3割。この差は、正直かなり大きいです。
広告に並ぶ「+88,923円」などの明細も、本当に出た数字なのかを登録前に確かめる手立てはありません。
教える人の公開成績がマイナスなのに、受講した人が毎日勝てるとは、考えにくいです。
「9割当たるはずが、3回に1回…」と気になった点は、そのまま聞かせてください。
ロジャー堀の無料WEB講座に登録して検証
無料WEB講座に登録すると、動画が順番に届いたあとで有料講座の案内に切り替わります。

登録すると、まず無料の動画講座やメールでの案内が届きます。
特典として、手法の解説動画や「実際に試した8人の成果」といった案内が用意されていました。
数字と成果を見せて期待を高めてから、次の案内へ進ませる作りです。
問題は、無料の入り口をくぐったあとです。
私のLINEには、「無料だと思って進めていたら、だんだん有料の講座を案内された」という相談が届いています。
無料の情報はあくまで入り口で、その先に本題である有料講座が待っている。
そう考えておいたほうが、心の準備ができます。
ロジャー堀の朝の10分間トレードの料金は?
朝の10分間トレードの本体は、25万円の有料講座でした。

複数の情報をあたって調べたところ、料金はおおむね次のようになっていました。
| コース | 料金 |
|---|---|
| 無料WEB講座 | 0円 |
| 朝の10分間トレードCLUB | 25万円 |
| IPOセカンダリー投資クラブ | 30万円 |
| 米国株コース | 27万円 |
| 自動売買システム | 45万円 |
| VIP会員 | 80万円 |
| 個別のお食事会 | 100万円 |
無料から始まって、25万円、45万円、そして100万円規模へと、段階的に上がっていきます。
25万円から100万円のスクール費用を、投資の利益だけで取り戻すのは簡単ではありません。
しかも教えてもらえるのは、あくまで手法です。
実際に利益を出す場面では、けっきょく自分で判断を迫られます。
高額なスクールに入らなくても、資産運用を始めることはできます。
今より収入を増やしたい方は、25万円を払う前に一度、私に聞いてください。
ロジャー堀の口コミ・評判は?稼げた声を調査
実際に受講した人の声も調べました。

広告の中には満足の声が並びますが、広告の外を調べると印象が変わります。
25万円から30万円を払った人から「稼げた」という声は、ほとんど見つかりませんでした。
代わりに多いのが、「サポートがない」「連絡が取れない」「思ったように増えない」という不満です。
私のLINEにも、こんな相談が届いています。
無料だと思って始めたのに、あとから何十万円もする講座を案内されて、断りづらくて困っています。
LINE相談者さんより
有料の講座に入ったけれど、教わった通りにやっても増えず、返金の話も進みませんでした。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可をいただいて掲載しています。
藤原 「高額な講座に進んだあとで後悔した」という声が、とくに多いんです。
満足している受講生もいるでしょうから、すべてが悪いとは言いません。
ただ、お金に関する不満がこれだけある以上、あわてて有料講座まで進むのは避けたほうが安全です。
投資の勧誘に共通する危ないサインは、怪しい投資の見分け方にもまとめています。
同じような講座で後悔したくない方は、申し込む前に一度だけ声をかけてください。
ロジャー堀の運営会社ライフ出版を調査
講座を運営している会社も調べました。

販売元はライフ出版株式会社で、国税庁の法人番号公表サイトにも登記が確認できました。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| 事業者名 | ライフ出版株式会社 |
| 法人番号 | 5010001208586 |
| 所在地 | 東京都中央区入船3丁目 |
| 設立 | 2020年3月 |
| 旧商号 | 株式会社ビジョナリー出版(2022年9月に商号変更) |
| 代表者 | 田中萌 |
会社自体は実在するので、素性のわからない業者とは違います。
ただ、調べると気になる点が2つ出てきました。
ひとつは、もともと「株式会社ビジョナリー出版」だった社名を、途中で変えていることです。
社名が変わること自体は珍しくありませんが、お金を扱う講座では、過去の評判が追いにくくなります。
もうひとつが大事な点です。
ライフ出版が金融庁に「投資助言・代理業」として登録している事実は、確認できませんでした。
一般的な投資の知識を教えるだけなら、この登録が必ず必要とは限りません。
ですが、報酬を受け取って「この銘柄を買いなさい」と個別に助言する場合には、金融商品取引法にもとづく登録が必要になります。
藤原 受講の中で「この株を買いなさい」と個別にすすめられたら、そこはとくに注意してください。
なお、金融庁が公表する無登録業者の一覧には、この会社の名前は見当たりませんでした。
ただ、載っていないからといって安全、というわけでもありません。
もうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。
ロジャー堀さんは、株式会社昭栄社という別の会社が販売する「株式投資家育成WEB講座」にも講師として登場しています。
同じ講師を、複数の会社が別の講座名で使い回しているということです。
藤原 講座名や運営会社が変わっても、看板に立つ人が同じなら、見るべき数字は同じです。
会社名や講座名が変わるたびに一から調べ直すのは大変ですが、結局は本人の公開成績を確かめるのがいちばん早い方法です。
ロジャー堀の朝の10分間トレードは要注意|まとめ
ここまで、ロジャー堀さんの朝の10分間トレードを調べてきました。

野村證券OBという経歴は本物で、運営会社も実在します。
そこは、名前すら出さない怪しい投資話とは、はっきり違います。
ただ、引っかかった点をもう一度並べます。
本人が公開の場に出した予想は3回に1回ほどしか当たらず、広告の「毎朝10分で月収300万円」とかけ離れていること。
過去に講師を務めた投資顧問の運営会社が、行政処分を受けていること。
無料の先に25万円から100万円規模の有料講座が控え、「稼げた」評判がほとんど見当たらないこと。
どれも「詐欺かどうか」の話ではありません。
肩書きの立派さと、その手法であなたが稼げるかは、まったく別だという話です。
あなたが失うかもしれないのは、25万円という決して小さくないお金です。
その前に、実績と料金だけは冷静に確かめてください。
「もう登録してしまった」「有料講座を今すすめられている」という段階でも、遅くはありません。
すでに申し込んだ方は、今いくら払って、何を言われているかを、私に送ってください。
まだの方は、25万円を払う前に、下のボタンから気軽に聞いてください。
投資の話でも、いま気になっている別の広告や副業の話でも大丈夫です。
私が実際に調べて安全だと判断できたものだけ、必要ならお渡しします。
今すぐ聞きたいことがなくても、登録しておいてもらえれば、いざというときすぐ相談できます。
藤原 一人で抱え込まず、まずは声をかけてくださいね。

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