こんにちは、藤原です。
今回は、「必ず儲かる」「元本保証」といった言葉で誘ってくる投資の話や情報商材について、私が調べた内容をまとめました。
「スマホひとつで毎月安定した配当」「元本保証だから絶対に損はしない」。
SNSやネット広告で、こんな謳い文句を見たことはありませんか。
いろいろな投資の勧誘を調べていくと、ある共通点が見えてきました。
⚠️ 「必ず儲かる」「元本保証」を強く押し出す投資ほど、詐欺やトラブルの入り口になりやすい、というのがその共通点です。
なぜここまで言い切れるのか。
実は、この2つの言葉は、日本の法律が正面から制限しているフレーズだからです。
投資そのものが悪いわけではありません。
でも、この言葉を使ってくる相手だけは、いったん立ち止まって確認してほしいのです。
気になっている投資の話があるなら、一人で抱え込まずに、私に聞かせてください。その話が本当に大丈夫なのか、一緒に整理していきましょう。
「必ず儲かる」「元本保証」の投資が危険な理由|まず結論
これらの言葉を前面に出してくる投資は、危険と考えて距離を置くのが安全です。
理由はシンプルで、「必ず儲かる」も「元本保証」も、まっとうな投資ではそもそも使えない言葉だからです。
安心させてくれる言葉に見えて、実際は逆です。
この2つの言葉が出てきた時点で、その投資は法律に触れている可能性が高いと考えてください。「元本保証」「必ず儲かる」は、安心の証拠ではなく危険のサインです。まっとうな投資では使えない言葉だと知っておくだけで、多くのトラブルは避けられます。
このあと、なぜ法律に触れるのかを一つずつかみくだいて説明していきます。
そもそも「必ず儲かる投資」は存在するのか
存在しません。
どんな投資にも、値下がりする可能性が必ずついてまわるからです。
投資の世界には、「リスクとリターンは表裏一体」という基本があります。
大きく増える可能性があるものは、その分だけ大きく減る可能性もある。
これはプロが運用する世界でも変わらない、動かしようのないルールです。
だから「リスクはゼロなのに、リターンだけは大きい」という話は、仕組みとして成り立ちません。
考えてみてください。
もし本当に、損をせず確実に増やせる方法があったとします。
その人は、わざわざ知らない他人に声をかけて回るでしょうか。
自分だけで黙って運用して、静かにお金持ちになっているはずですよね。わざわざ他人を誘う時点で、そこには「他人のお金が必要な事情」があると考えるのが自然です。
「元本保証」を掲げる投資が法律に触れる理由
まっとうな事業者は、銀行など一部を除いて「元本保証」を約束できません。
これは気持ちの問題ではなく、出資法という法律ではっきり制限されています。
正式には「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」という、少し長い名前の法律です。
この法律の第1条では、不特定多数の人から「あとで出資金を全額返します」と約束してお金を集める行為を、原則として禁止しています。
つまり、銀行などではない普通の会社や個人が「元本保証します」と言ってお金を集めた時点で、法律に触れる可能性が出てくるということです。
「元本保証」という言葉は、安心材料どころか、むしろ避けるべきサインなのです。罰則も軽いものではありません。
出資法に違反した場合、3年以下の懲役、または300万円以下の罰金の対象になり得ます。
それだけ重く扱われている、ということです。
この手の勧誘のリスクについては、金融庁も注意を呼びかけています。
金融庁「無登録業者との取引は要注意」のページでも、うまい話には裏があると繰り返し警告されています。
「必ず儲かる」と言われたら黄信号|断定的判断の提供の禁止
「絶対に値上がりします」と言い切る勧誘は、それ自体が法律違反の可能性があります。
投資の勧誘のルールを定めた金融商品取引法という法律の第38条では、「断定的判断の提供」を禁止しているからです。
むずかしい言葉なので、かみくだきます。
「これは必ず上がる」「絶対に損はしない」と言い切って投資を勧めてはいけない、というルールです。
将来どうなるかは誰にもわからないのに、それを「確実だ」と言い切るのはルール違反、という考え方です。
まともな証券会社の担当者は、この一線を絶対に越えません。
だからこそ、「必ず」「絶対」「確実」を連発する相手は、そもそもルールを守る気がないと判断できます。
「元本保証」「必ず儲かる」「絶対に上がる」「今だけ」「あなただけ特別に」。こうした言葉が2つ以上そろったら、お金を出す前に一度立ち止まってください。
SNSや暗号資産で増える怪しい投資勧誘の手口
最近は、勧誘の入り口がSNSやマッチングアプリに移っています。
私が注意喚起の事例を調べた中でも、次のような形が特に目立ちました。
| 手口の類型 | よくある特徴・謳い文句 |
|---|---|
| SNSの投資勧誘 | DMで「一緒に増やしませんか」と接触。有名人を装う例もある |
| 暗号資産の自動売買ツール | 「AIが自動で稼ぐ」と高額なツールを販売。実績は画面だけ |
| 情報商材 | 「勝ち方を教える」と数十万円の教材やサロンへ誘導 |
| 元本保証をうたうファンド | 「元本保証で月利数%」と、あり得ない安全性を強調 |
| 配当の自転車操業型 | 新しい人の出資金を、前の人への配当に回して回している |
一番下の「自転車操業型」は特に注意が必要です。
新しく参加した人のお金を、先に参加した人への配当に回しているだけなので、新規の参加者が途切れた瞬間に、配当が止まって一気に崩れます。
最初のうちは本当に配当が振り込まれるため、「これは本物だ」と信じ込んでしまうのが怖いところです。
だから「実際に配当が入っているから大丈夫」という判断は、残念ながら安全の証拠になりません。
私が実際に登録して調べたシンニホン再生プロジェクトというFX自動売買も、この表にある「AIが自動で稼ぐ」と高額なツールを売る類型そのものでした。
「これはどの手口に近いんだろう」と迷ったら、その時点で私に共有してください。一緒に、どこが引っかかるのかを一つずつ確認できます。
登録業者かどうかを自分で確かめる方法
投資を扱う会社は、金融庁への登録が必要です。
まず、そこを確認するのが近道です。
金融庁は2つのリストを公開していて、スマホからでも無料で調べられます。
- 免許・許可・登録等を受けている事業者一覧で、その会社の名前があるか探す
- 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等についてで、警告リストに載っていないか探す
前者のリストに会社名が見当たらず、後者の警告リストには名前がある。
これはお金を出してはいけない、かなり危険な状態です。
会社名や電話番号で検索できるようになっているので、勧誘してきた相手の名前を一度入れてみてください。
登録番号を名乗ってきた場合も、その番号がリストの内容と一致するかまで確認すると、より安心です。
海外の会社を名乗るケースもありますが、日本の人へ投資を勧めるなら、原則として日本での登録が必要になります。
「海外だから登録は関係ない」という説明を鵜呑みにしないでください。
「おかしいな」と感じたときにできること
まずやってほしいのは、お金を動かす前に、いったん手を止めることです。
急かされているときほど、その場で決めないことが大切です。
公的な窓口としては、消費者庁が案内している消費者ホットライン「188(いやや)」という全国共通の電話番号があります。
契約や勧誘のトラブルで困ったとき、近くの相談窓口につないでくれる仕組みです。
ただ、いきなり公的な窓口へ電話するのは気が重い、という方も多いと思います。
その前の「まず誰かに話してみる」段階として、私のLINEを使ってください。
「これって大丈夫なのかな」という、まだ言葉になりきらない不安のままで大丈夫です。やり取りの中で状況を整理していけば、次に何を確認すればいいかが見えてきます。
まとめ|「必ず儲かる」は投資ではなく危険のサイン
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、今日いちばん覚えて帰ってほしいことをまとめます。
「必ず儲かる」「元本保証」という言葉は、安心の証拠ではありません。むしろ、その言葉が出てきた時点で、法律に触れている可能性を疑うべきサインです。
まっとうな投資には、必ずリスクがついてきます。
そのリスクを隠して「絶対」「確実」と言い切る相手からは、静かに離れるのが正解です。
そして、少しでも気になったら、お金を出す前に、金融庁の2つのリストで登録業者かどうかを確認する。
この一手間だけで、防げるトラブルはとても多いです。
それでも判断に迷うときは、どうか一人で抱え込まないでください。「こんな初歩的なこと聞いていいのかな」と遠慮する必要は、まったくありません。
私は、投資やお金にまつわる小さな不安ごと、気軽に受け止めるつもりで待っています。
気になる投資の話がある方も、すでに登録してしまって不安な方も、まずは声をかけてください。
一緒に一つずつ確認していけば、慌てて損をする前に立ち止まれます。
あなたの大切なお金を守るために、私にできることを一緒に考えさせてください。

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