藤原 藤原

こんにちは、藤原です。

私のLINEに、こんな相談が届きました。

「生活支援認定AIというところから、3億円を受け取れると連絡が来たのですが、本物ですか」。

AIが公平に選んだ、と言われると、急に正確で中立なものに聞こえてしまいますよね。

そこで、案内の入り口から順番にたどって、実際に調べてみました。

⚠️ 生活支援認定AIをかたる「3億円の給付」は、お金をだましとられる手口です。

なぜそう判断したのか、順番にお話しします。

一緒に、この不安を整理していきましょう。

もう連絡先を教えてしまった方も、これから登録しようか迷っている方も、決める前に一度声をかけてくださいね。

生活支援認定AIの3億円給付は詐欺?まず結論

生活支援認定AIは、絶対に受け取ろうとしてはいけない手口だと考えています。

「生活支援認定AI 給付予定額3億円 入金準備完了」と大きくうたい、受付は残りわずかだと急がせる広告の最初の画面

理由は単純です。

申し込んだ覚えもない3億円が、AIに選ばれたという理由だけで自分に入る。

そんな制度は、現実にはありません。

公的な給付金は、条件を満たした人が自分で申請して、審査を通って初めて受け取れるものです。

向こうから「あなたを承認しました」と連絡が来て、大金が入る仕組みではないんです。

藤原 藤原

本物の役所が、AIの名前で個人に3億円をばらまくことはありません。

そして、この先を読むとわかりますが、受け取りには最後にお金を求められます。

給付は1円も入らないまま、こちらのお金だけが出ていく。

その入り口が、この「AIが承認しました」という一言です。

「受け取れるかも」と少しでも思ってしまった方こそ、動く前に聞かせてくださいね。

生活支援認定AIとは?3億円をうたう広告の中身

まず、送られてくる広告の中身から見ていきます。

「なぜ自分が選ばれたのか」という質問に、国勢調査などの公的統計データをAIが解析して自動承認したと答える広告のよくある質問

画面には、「生活支援認定AI 給付予定額3億円 入金準備完了」と大きく出ています。

そして「なぜあなたが選ばれたのか」という問いに、こう答えています。

国勢調査などの公的統計データをもとにAIが公平に解析し、条件を満たした方のみを対象として自動承認しています。

広告のよくある質問より

もっともらしい言葉が並んでいますが、中身はありません。

国勢調査のデータで、特定の個人に3億円を配る制度など存在しないからです。

藤原 藤原

むずかしそうな言葉を並べて、考える前に信じさせるのが狙いです。

さらに画面では「15:26現在 残り48名」というカウントが動いています。

「受付枠が満了したら次回は未定」という文字も、一緒に点滅しています。

「残り48名」「受付枠が満了したら次回は未定」と、締め切りで登録を急がせる広告の受付状況

大金と締め切りを同時に見せて、落ち着いて考える時間を奪う。

これは、この手の広告がいつも使ってくるやり方です。

なぜ「AIが承認」はあてにならないのか

ここが、この手口のいちばんずるいところです。

「追加の審査は必要ですか」という質問に、AIによる承認判定はすでに完了しており、あなたは承認済みの対象者だと言い切る広告

「AI」という言葉には、公平で正確そうな響きがあります。

人が選ぶより、機械が選んだほうが中立に感じますよね。

その感覚を、そのまま利用しています。

広告は「AIによる承認判定はすでに完了しています」「あなたは承認済みの対象者です」と言い切ります。

ですが、そのAIが何なのか、どこの誰が動かしているのかは、どこにも書かれていません。

名前だけ借りた「AI」に、あなたの受け取りを保証する力はありません。

藤原 藤原

AIが決めた、と言われると強そうですが、決めているのは中身の見えない業者です。

立派な言葉ほど、それが本物かどうかを一度立ち止まって確かめてほしいんです。

「AIが承認したと書いてあるから大丈夫かな」と迷ったら、そのまま私に見せてくださいね。

生活支援認定AIに電話番号・LINEを登録するとどうなる

案内のボタンを押すと、その先で何が起きるのかも確認しました。

「電話番号登録で受取申込を確定する」「あなたの入金枠を確定する」というボタンで、電話番号の登録へ誘導する広告

画面に並ぶボタンは、「電話番号登録で申込を確認する」「あなたの入金枠を確定する」です。

まずやらされるのは、受け取りの手続きではなく「連絡先を渡すこと」でした。

電話番号を登録すると、しばらくしてSMSでメッセージが届きます。

差出人は「サイバー救済調査員」という、聞いたこともない名前でした。

開いてみると、こう書いてあります。

登録後に届いた通知。「あなたは、支援対象に該当しました」と告げ、世界統一救済協会(WRA)のAIが解析してP1ランクの優先支援対象に認定したと書かれている

あなたは、支援対象に該当しました。世界統一救済協会(WRA)のAIシステム「Cyber Relief Observer」による解析結果に基づく自動通知です。

電話番号を登録したあとに届いた通知より

ここで、名乗る相手がすり替わっているのに気づいてほしいんです。

入り口は「生活支援認定AI 管理局」でした。

それが今度は「世界統一救済協会(WRA)」という、まったく別の団体に変わっています。

藤原 藤原

受け取りが近づくほど、名乗る相手がコロコロ変わるのが、この手口の特徴です。

さらに「解析コード CRO-P1-2524」「あなたはP1ランクの優先支援対象」と、それらしい記号が並びます。

そして「担当支援相談員 本田あかり」に引き継ぐので、給付に進むならこのリンクへ、と案内されました。

いよいよ、担当者との個別のやり取りに入る流れです。

ここから先、この形の手口では、担当相談員を名乗る相手が「受け取りの手数料」や「税金の処理費」を求めてきます。

コンビニで買えるギフトカードや電子マネーで、先に払うよう指示されるのが定番です。

一度払うと、「あと少しで振り込めます」と言われ、別の名目で次々に追加を求められます。

給付は最初から用意されていないので、いくら払っても入ってきません。

本物の給付金で、受け取る側が先にお金を払う決まりはありません。

藤原 藤原

受け取るためにお金を払え、と言われた時点で、それは手口だと思ってください。

もう電話番号やLINEを教えてしまった方も、まだ間に合います。

お金を求められている段階でも大丈夫です。

払う前に、今の状況を聞かせてくださいね。

生活支援認定AIの「費用は一切かからない」は本当か

「登録や申込に費用は一切かかりません」と、無料であることを強調する広告のよくある質問

広告のよくある質問には、こう書いてあります。

登録や申込に費用は一切かかりません。

広告のよくある質問より

無料だと念押しされるほど、私はむしろ身構えます。

入り口を無料にして安心させ、話が進んでから初めてお金を持ち出す。

これが、この手口の順番だからです。

入り口の「無料」は、警戒を解くための言葉にすぎません。

登録の時点でお金を取らないのは事実でも、その先で1円も求められない、とは書いていないんです。

藤原 藤原

「無料」と「最後まで一切お金がかからない」は、まったく別の話です。

「無料と書いてあったのに」と不安になっている方も、遠慮なく聞いてくださいね。

生活支援認定AIの口コミ・評判は?

実際に受け取れた人がいるのかも調べました。

「給付予定額3億円 入金準備完了」とうたう広告のトップ。だが実際に受け取れたという声は見つからなかった

ネット上を探しましたが、「3億円を受け取れた」という信頼できる声は、一つもありませんでした

その代わり、私のLINEには不安の相談が届いています。

生活支援認定AIから、承認されたので3億円を受け取れると来ました。電話番号を登録してと言われていますが、本物でしょうか。

LINE相談者さんより

AIが選んだと書いてあって信じかけましたが、受け取りに手数料が要ると言われて怖くなりました。

LINE相談者さんより

相談してくれた方は、まだお金を払う前でした。

だから被害に遭わずに済みました。

藤原 藤原

悪い口コミより、受け取れたという声が一つもないことのほうが、私は気になります。

名前を「AI」に変えても、やっていることは昔ながらの給付金の手口と同じです。

生活支援認定AI 管理局は実在するのか調査した

最後に、いったい誰が運営しているのかを確認しました。

広告の一番下に「生活支援認定AI 管理局」という表記だけがあり、会社名も住所も連絡先も一切記載がないことを示した運営情報

ページの一番下にあるのは、「生活支援認定AI 管理局」という言葉だけです。

会社の名前も住所も、電話番号も責任者の名前も、どこにもありません。

国税庁の法人番号公表サイトでも、こんな団体は確認できませんでした。

つまり、お金を預ける相手が、どこの誰なのか一切わからないのです。

会社の名前がどこにもなく、あるのは「管理局」という肩書きだけ。

これは、かなりまずいサインです。

藤原 藤原

本物の役所なら、隠す理由がないので、名前も連絡先も堂々と出しますからね。

こうした「支援金の名前をかたって料金を請求する」手口には、消費者庁も注意を呼びかけています。

無料の入り口から連絡先を取り、最後にお金を求める。

この流れは、副業詐欺のよくある手口を調べたときとそっくりそのままでした。

どこまで信じていいか分からなくなったら、そこで止まって私に聞いてくださいね。

生活支援認定AIの3億円は受け取れない|まとめ

ここまで、生活支援認定AIをかたる3億円の給付を見てきました。

生活支援認定AIをかたり3億円の給付をうたう広告のトップ。AIの権威で信じさせ、連絡先を登録させて最後にお金を求める手口

生活支援認定AIは、AIが承認したと言って安心させ、電話番号やLINEの登録へ誘い込む懸賞金型の手口でした。

申し込んだ覚えもない3億円が入ることはありませんし、受け取りに手数料を先払いする決まりもありません。

運営は「管理局」としか名乗らず、会社の実体はどこにも見当たりませんでした。

ここまで読んでくれたあなたは、きっと生活のことで頭がいっぱいで、少しでも助けになればと調べてきたはずです。

その気持ちにつけ込んで「AIだ」「承認済みだ」と安心させてくるのが、この手口のいちばん質の悪いところです。

藤原 藤原

あなたが見抜けないのではなく、本物の制度そっくりに作ってあるだけなんです。

私も昔、家族のためにと焦って、うまい話に大切なお金をつぎ込みました。

気づけば500万円以上の借金だけが残り、誰にも言えず、一人で抱えていた時期があります。

そこから正しいやり方を学び直して、今は少しだけ人の力になれるようになりました。

だからこそ、同じように迷っている方を放っておけないんです。

いま抱えている、

「これは受け取っていいの?」

「もう電話番号を教えてしまった」

「お金を払う前に止めたい」

そんな不安は、検索やAIに聞いても、当たり障りのない答えしか返ってきません。

なぜ危ないのか、あなたは今どうすればいいのか、そこまでは誰も教えてくれません。

だから私が、あなたの状況を直接お聞きします。

「こういう案内が来ている」の一言でかまいません。

一人ひとりに、私が個別でお返事しています。

年齢も、状況も、どんな案内が来ているかも、人それぞれ違いますからね。

「あの時、藤原に聞いてよかった」。

そう思ってもらえるように、私が力になります。

藤原 藤原

一人で抱え込まず、大切なお金を守るお手伝いを、私にさせてくださいね。