藤原 こんにちは、藤原です。
今日は、YouTubeから公式LINEへ案内している「50代かおりの在宅ワーク相談室」を調査しました。
動画のサムネイルには「50代主婦 月収40万」と書かれています。
同じ50代でそこまで届いている人がいるなら、やり方を聞いてみたくなりますよね。
藤原 私のところにも、かおりさんの在宅ワークは本当に稼げますかという相談がLINEに届いています。
⚠️ 結論、詐欺とは決めつけられませんが、50代かおりの在宅ワーク相談室への登録はおすすめできません。
これまで数百ものネットビジネスを調査してきた私が、50代かおりの在宅ワーク相談室の実態をお伝えしていきます。
50代かおりの在宅ワーク相談室に限らず、副業やお金の不安があれば、下のボタンから気軽に連絡くださいね。
50代かおりの在宅ワーク相談室は怪しい?調査した結論
50代かおりの在宅ワーク相談室は、詐欺と言い切れる材料まではありませんが、登録はおすすめできません。
判断の起点になったのが、チャンネルの登録者数です。

在宅ワークを扱うチャンネルで、登録者は5.29万人。
動画そのものは丁寧で、参考にしている50代の方がたくさんいます。
それでも登録を止めるのは、その先の作りに理由があります。
公式LINEから届く電子書籍が、YouTubeで教えている在宅ワークを全部「稼げない」と否定して、広告アフィリエイトのスクールへ一本道でつないでいるからです。
無料の電子書籍と無料勉強会が続きますが、金額の記載はどこにも出てきません。
藤原 無料が続くこと自体は普通の商売なので、そこを責めるつもりはありません。
引っかかったのは、書いてあることと実際の表示が食い違っている箇所が複数あったことです。
同じようにYouTubeから公式LINEへ流す形は、はるなの在宅ワークでも使われていました。
こちらも運営者名と金額が、登録前には一切出てきません。
かおりさんのLINEに登録して手が止まっている方は、いまの状況を聞かせてください。
副業のこと、私が直接お答えします
50代かおりの在宅ワーク相談室は登録者5万人のYouTubeチャンネル
50代かおりの在宅ワーク相談室は、50歳のかおりさんが在宅ワークの情報を配信しているYouTubeチャンネルです。
開設は2025年6月17日、動画は62本、総再生回数は314万回。
自己紹介欄には、子どもが巣立って夫と2人暮らしをしていると書かれています。
藤原 プロフィールも語り口も、いかにも同世代の先輩という感じで安心感がありますね。
配信の中身は、かなり実務寄り。
50代かおりの動画はCanvaやクラウドソーシングの話が中心
動画の一覧を開くと、Canvaのテンプレート販売やiPadでの副業が新着に並んでいました。

最新の2本が「Canvaテンプレート 全部見せます」と「iPadで毎日給料日」でした。
どちらのサムネイルにも「50代主婦 月収40万」が入っています。
ほかにもnote副業、シール貼り、クラウドワークスの再生リスト。
つまり、YouTubeで扱っているのはクラウドソーシングとスキル販売の話です。
そしてこの2つを否定するのが、公式LINEから届く電子書籍のほうです。
50代かおりの在宅ワーク相談室のLINEに登録すると何が届くのか
動画の概要欄から公式LINEに登録すると、まず電子書籍の受け取り案内が届きます。
登録先のアカウント名は「かおり 公式」。

友だちの数は、1,299人。
YouTubeの登録者5.29万人に対して、LINEまで進んでいるのは40人に1人ほど。
藤原 動画を見た人の大半は、この先までは来ていないんでしょうね。
登録した直後に届いたのは、電子書籍を受け取るよう促すメッセージでした。

「まずは特別プレゼントをお受け取りください」から、電子書籍のリンクに飛ばされます。
ここまでは、よくある形です。
かおりのLINEは公式とプレゼント用の2本に分かれている
電子書籍のリンクを開くと、もう1本のLINEアカウントへの追加を求められました。
こちらのアカウント名は「かおり プレゼント用LINE」。

友だちの数は3,913人で、公式のほうより多い。
同じ発信者が、目的の違うアカウントを2本回しているわけです。
藤原 どちらから連絡が来るのかは、登録した側からは分かりません。
そして次に求められたのが、メールアドレス。
電子書籍を受け取るにはメールアドレスの入力が必要
プレゼント用のLINEに進むと、受け取り用のフォームが出てきます。

「プレゼントはメールでお届けします」と書かれ、メールアドレスが必須項目になっていました。
無料の電子書籍を1冊受け取るまでに、LINEを2本追加してメールアドレスを渡すことになります。
情報を渡す量としては、決して少なくありません。
そして受け取った電子書籍は、YouTubeで扱っている在宅ワークとは別の副業を勧める内容でした。
50代かおりの在宅ワーク相談室が勧めているのは広告アフィリエイト
電子書籍が最終的に勧めているのは、広告アフィリエイトという副業でした。
広告アフィリエイトというのは、企業の商品やサービスを広告で紹介して、そこから申し込みが出たら報酬が入る仕組みです。
その手前で、かおりさんは自分が試した副業を並べて全部否定しています。

「スキル販売(Canvaデザインなど)→ 集客ができず仕事が来ない」と書かれています。
Canvaは、YouTubeの最新動画で「全部見せます」と扱っていたテーマ。
藤原 動画で勧めているものを、電子書籍のほうで自分から潰しているんです。
同じ表に、Webライターもハンドメイド販売も並んでいました。
そのうえで、広告アフィリエイトだけを別格として比較表にしています。

「仕組みが稼いでくれる」、「一度作れば永続的に稼ぐ」、「正しく学べば最短1ヶ月」。
その他の副業の欄は、すべて逆の言葉で埋められていました。
本人の収入の推移も、同じ電子書籍に載っています。

「1年後:月40万円前後が安定して入るように」と書いてあります。
サムネイルの「月収40万」の出どころが、ここ。
裏づけは、本人の申告だけ。
電子書籍が稼げないと書いた副業が20大特典に並んでいる
電子書籍が書いていることと、配られる特典の中身が噛み合っていません。
勉強会に参加すると受け取れる20大特典の一覧に、Canvaとクラウドソーシングの資料が入っていました。

特典③が「Canvaで月3万円!」、特典④が「クラウドソーシング卒業!」。
同じ一覧には、こんな特典も入っています。
特典⑦ 文字単価5倍!Webライティング単価アップ完全戦略
特典⑯ 月5万突破!クラウドソーシング案件攻略ロードマップ
かおりの電子書籍より
藤原 同じ本の中で「集客ができず仕事が来ない」と切り捨てた副業の資料を、特典として配っているわけです。
受け取る側からすると、どちらを信じればいいのか分かりません。
20個という数をそろえることが先で、中身の整合性は後回しになったのでしょう。
特典を受け取ったあとに何を言われるのか気になっている方は、私に聞いてください。
50代かおりの在宅ワーク無料勉強会は先着10名限定ではなかった
無料勉強会の募集条件と、実際の予約ページの表示が食い違っていました。
電子書籍の巻末に、募集人数の条件が書かれています。

「参加人数を『先着10名』に限定しています」、「無料開催は今回限りです」。
参加方法は、公式LINEにキーワードを送るだけ。

「公式LINEに、キーワード在宅ワークと送ってください」だけで予約に進めます。
では、その予約ページで残り枠がどうなっていたのか。

残数は、4つの日程すべて「無制限」でした。
先着10名という言葉と、無制限という表示が同じ流れの中で並んでいます。
藤原 枠が埋まる心配は、実際には一度もしなくていいということですね。
枠が無制限なら、10名で締め切られることもないでしょう。
50代かおりの在宅ワーク勉強会は日程を入れ替えて続いている
「無料開催は今回限り」という一文も、実際の動きとは合っていませんでした。
予約ページを保存したときの日程が、この5枠。

8月28日から8月31日までの5枠が、すべて残数無制限で出ています。
同じページを2026年8月28日にもう一度開くと、8月28日の枠だけが消えて4枠になっていました。
終了する日程が、日をまたぐたびに入れ替わっています。
さらにページの下には「日程が合わない場合は別途調整できます」というボタンまで置かれていました。
今回限りという説明とは、正反対です。
50代かおりの在宅ワーク相談室の料金はどこにも書かれていない
50代かおりの在宅ワーク相談室は、電子書籍にも勉強会の案内にも金額の記載がありません。
代わりに置かれているのが、お金をかけることを勧める章です。

「最短で、そして大きく稼いでいく人は、例外なく『適切な自己投資』をしています」と書かれています。
そのすぐあとに「大事なのは金額の高い・安いではありません」と続きました。
同じ文章が、電子書籍の第4章と第6章にそっくりそのまま2回載っています。
藤原 金額を見ないで決めてほしい、という意図が2回繰り返されているわけです。
お金をかけて学ぶこと自体は、私も否定しません。
問題は、いくらかかるのかを知る手段が申し込みの前に用意されていないことです。
予約ページの下部には、キャンセルについての条件も付いています。

「確定後のお客様都合のキャンセルは原則承っておりません」とあります。
無料の勉強会に、キャンセルを認めないという条件。
業務提供誘引販売取引に当たる場合はクーリング・オフが20日
ネット上には、この勉強会の先で提示された金額を書いている方がいます。
面談で案内されたのは6ヶ月から12ヶ月のスクールで、金額は約80万円から約130万円だったそうです。
私自身が面談まで進んで確認したものではないので、断定はしません。
ただ、この形の契約には、制度上の逃げ道が残っているんです。
仕事を提供して収入が得られると誘い、そのために必要だとして代金を払わせる売り方があります。
これは消費者庁が説明している業務提供誘引販売取引に当たる場合があります。
この形に当たる場合、クーリング・オフの期限は書面を受け取った日から20日。
さらに、事実と違う説明を受けて誤認した場合は、20日を過ぎていても解除できると書かれています。
藤原 先に日付だけ確認しておくと、あとで判断しやすくなりますよ。
面談まで進むなら、その場で確かめておきたいのはこの4つです。
- 受講期間が何ヶ月なのか
- 総額がいくらで、分割なら支払回数と手数料はいくらか
- 途中でやめたときにいくら戻るのか
- 契約書面をその場で紙かPDFで受け取れるか
契約書面を受け取った日がいつなのか、そこだけは手元に残しておいてください。
面談の日程まで決まっている方も、決済の画面まで進んだ方も、私に一言ください。
50代かおりの在宅ワーク相談室の評判と口コミ
50代かおりの在宅ワーク相談室について、勉強会やスクールを利用して良かったという声は1件も見つかりませんでした。
見つかったのは、面談まで進んだ方が書いた注意喚起だけ。
LINE登録するとZoom面談の予約ができます。出てきたのはかおり本人ではありませんでした。話の内容は完全に副業相談ではなくスクール営業でした。
ネット上の口コミより
同じ書き手が、Zoomの最中にカード決済を求められたとも書いています。
数字のほうを見ても、動画から先に進んだ人はまだ多くありません。

特典を受け取るためのLINEに登録しているのは、YouTubeの登録者の1割にも届いていません。
ただ、YouTubeの動画そのものには、数万回の再生が付いています。
藤原 動画が役に立ったという声と、勉強会が良かったという声は、まったく別ものなんです。
私のLINEにも、こんな相談が来ています。
電子書籍をもらって勉強会の予約までしました。動画を見ていたので信用したのですが、金額の話が一切ないまま面談まで進んでいるのが怖くなりました。
LINE相談者さんより
※相談者さんには許可を得て掲載しています。
金額が出てこないまま日程だけ進むと、断りにくくなるでしょう。
50代かおりの在宅ワーク相談室は運営会社の名前を出していない
50代かおりの在宅ワーク相談室は、運営している会社名も連絡先も公開していません。
電子書籍を最後まで開いても、事業者を示す表記は1箇所もありませんでした。
予約ページの末尾に載っていたのも、キャンセルの条件だけです。

事業者名、住所、電話番号は、どちらのページにも出てきませんでした。
藤原 連絡先が分からない相手と、数十万円の話をすることになります。
先ほどの業務提供誘引販売取引に当たる場合、広告の段階で事業者の名称と住所と電話番号を表示する義務があります。
無料の電子書籍だけなら義務の対象外という見方もできるので、ここは断定しません。
50代かおりの在宅ワーク相談室に関係するチャンネルは3つある
かおりさんの名前で運営されているYouTubeチャンネルは、1つではありませんでした。
「50代からの起業の勉強|かおり」というチャンネルの開設は2025年12月6日、登録者は6,430人。
動画は3本だけで、すべて相談室とのコラボ。
そのチャンネルのリンク欄には、さらにAIチャンネルへの案内も置かれています。
同じ人物名で複数のチャンネルを回して、行き先は1つのLINEにそろえています。
在宅ワークをめぐるこうした相談は、公的機関にも届いているようです。
国民生活センターがまとめた情報商材の相談件数は、2025年度で2,623件。
事例には、SNS経由でサポートを名目に勧誘され、高額な契約に進んだ形が挙がっています。
かおりさんの勉強会も、声のかけ方はこの形に近いと感じました。
50代かおりの在宅ワーク相談室はおすすめできません|まとめ
50代かおりの在宅ワーク相談室は、無料の電子書籍と無料勉強会で終わる話ではありません。
その先にあるのは、広告アフィリエイトのスクール。

キーワードを送るだけで予約できる代わりに、金額は最後まで出てきません。
電子書籍が「稼げない」と書いた副業が、そのまま特典とYouTubeの動画に並んでいます。
先着10名と書かれた勉強会の残数は、全日程で無制限でした。
藤原 稼げるかどうかより先に、いくら払うのかが分かる状態かどうかを見てください。
私は、動画を1本見ただけで月40万円になるような話は持っていません。
私が渡せるのは、いまも自分で手を動かして続けているやり方のほうです。
「勉強会の予約をしてしまった」
「面談で金額を出されて返事を待たされている」
どちらの立場でも、いまの状況を書いて送ってもらえれば大丈夫です。
受講期間と総額のところから、順番に確かめていきましょう。
無料が続いているうちは、いくら必要なのかを判断できないでしょう。
50代から在宅で稼ぎたいという気持ちは、まったくおかしくありません。
その気持ちを、中身の見えないスクールに使う必要がないだけです。
いま急いでいないなら、追加だけしておいてもらえれば十分です。
私が新しく調べた副業は、そのつどLINEで共有しています。
藤原 動画で見かけた副業の名前だけでも、送ってもらえれば調べますよ。
50代からでも続けられるやり方を、一緒に決めていきましょう。

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