藤原 こんにちは、藤原です。
通勤中にInstagramを開くと、「毎日30,000円を目指して」という広告が流れてきますよね。
スマlaboという名前で、スマホひとつで完結すると書かれています。
藤原 私のところにも「登録したけれど、結局なんの仕事なのか分からない」という相談が続けて届いています。
実際にLINEまで登録して、届いたメッセージと案内された先を全部たどった結果をお伝えします。
スマlaboは詐欺まがいで、登録はおすすめできません。
何をして稼ぐのかが、広告にも登録後のLINEにも最後まで書かれていないからです。
もう登録してしまった方も、これから登録しようか迷っている方も、判断する前にこの記事を読んでください。
スマlaboは副業詐欺なのか|結論
スマlaboは詐欺まがいの副業で、私は登録をおすすめしません。
広告の一番上に出ているのが、この画面です。

金額だけが大きく出ていて、その下に「スマホで始める新しい選択肢」と続きます。
ところが、その「選択肢」が何なのかは、この広告のどこにも書かれていません。
公平に言っておくと、登録してもお金を請求される場面は最後まで出てきませんでした。
「登録した瞬間に現金をだまし取られる」という作りではないんです。
藤原 無料だから安心、とはならないところが、この手の副業のややこしいところなんですよ。
お金を取らない代わりに、登録した人を別の副業サイトへ次々と渡していく作りになっています。
スマlaboのLINEから2つ目のサイトへ、そこからさらに3つ目のサイトへと続きます。
「これ、自分の場合は登録したままで平気なのかな」と気になっている方は、下のボタンから私に直接聞いてください。
スマlaboの広告には何をして稼ぐのかが書かれていない
スマlaboの広告ページは全部で14枚の画像でできていますが、仕事の中身の説明は1枚もありませんでした。
広告に出ている数字と、載っている体験談は、それぞれ別の問題を抱えていました。
広告の2枚目で提示されるのが、月あたりの目標額です。

「月収30万を目標に!」と大きく出ています。
日給30,000円と月収30万円が同じ広告に並んでいるので、20日働けば60万円という計算にもなります。
藤原 数字が大きいこと自体は、悪いことでもなんでもありません。
問題は、その金額の根拠になる作業が一度も出てこないことです。
スマlaboの広告に出てくる作業内容の説明
作業内容として書かれているのは「単純作業」という4文字だけでした。
該当するのがこの画面です。

単純作業で月30万円を目標に取り組め、継続的な収入を目指せます
スマlaboの広告ページより
単純作業が何を指すのかは、この先の12枚を見ても出てきません。
データ入力なのか、商品の販売なのか、広告のクリックなのかが分からないまま話が進みます。
作業が分からなければ、その金額が現実的かどうかも判断できません。
金額の話だけが先に進んで、仕事の話が一度も追いついてきません。
スマlaboの体験者の声に金額が書かれていない
広告には体験者の声が4件載っていますが、いくら稼げたかを書いた人が一人もいませんでした。
こちらが1件目と2件目です。

Mさんの声は「案内を見ながら少しずつ進められた」で終わっていて、収入の話がありません。
Yさんの声も「家計のことを考えるきっかけにもなり」という書き方でした。
残りの2件も金額はゼロです。

Hさんは「始めるハードルは思っていたより低かった」、Tさんは「ちょうどよいきっかけになりました」。
藤原 毎日30,000円を掲げている広告なのに、体験者は誰も金額を口にしていないんです。
4件とも、その下に同じ注記が付いていました。
※個人の感想です。収入や結果を保証するものではありません。内容・条件により異なります。
スマlaboの広告ページより
金額を書けば根拠を求められるので、書かずに雰囲気だけ伝える作りになっているのだと思います。
では、LINEに登録すると中身が出てくるのか。
スマlaboのLINEに登録すると何が届くのか
登録して届いたのは「詳細をご確認ください」という一言だけで、仕事の説明はありませんでした。
広告のボタンを押すと、そのままLINEの友だち追加画面に飛びます。

友だちの数は204人でした。
「毎日30,000円」を掲げてInstagramに広告を出している割に、集まっている人数はかなり少ないです。
ステータスメッセージには「【100名様】限定になります!」と書かれています。
スマlaboのリッチメニューを押すと金額が5,000円に変わる
友だち追加した直後に届いたメッセージが、これです。

本文は「下記より詳細をご確認ください!」の一言だけです。
そして画面下の画像に、こう書かれています。
試しに1ヶ月だけやってみて! 5,000円〜の案件が毎日LINEに届く!!
スマlaboのLINEリッチメニューより
広告では毎日30,000円だったのが、LINEの中では5,000円からに変わりました。
藤原 登録した人にだけ見える場所で、金額が6分の1になっているわけですね。
30,000円のほうは広告で人を集めるための数字で、5,000円のほうが本来の話に近いのだと思います。
スマlaboから案内される2つ目のサイト
リッチメニューをタップすると、LINEの中のブラウザで別のサイトが開きました。

ここで初めて、作業らしい言葉が出てきます。
写真整理、コピペ、文字起こしの3つです。
ただし、どこの誰から仕事を受けるのか、1件あたりいくらなのかは書かれていません。
「15分のスマホ作業で」「その日にお金がもらえる」という表現があるだけです。
そして、このページの一番下にあるのも、また別のLINEへの登録ボタンでした。
スマlaboのLINEに登録した人が、次のLINEに送られる作りになっています。
ここまで進んでしまった方は、その先で名前や連絡先を入力する前に、いまの状況を私に送ってください。
スマlaboの料金は無料だが、無料で回る理由がある
スマlaboは登録から案内まで一円もかかりませんが、その代わりに登録者を別の副業サイトへ渡して紹介料を受け取る作りです。
費用について書かれている場所は、広告のどこにもありません。
手順として載っているのは、たった2ステップです。

「LINEにメッセージが届く」「届いた内容を確認してスタート」の2つで終わりです。
藤原 これは手順ではなくて、登録の説明ですよね。
お金を払う商品も、契約する会員プランも出てきません。
スマlaboの登録に費用はかかるのか
登録そのものには費用はかかりませんでした。
費用が発生しない代わりに、登録した人は次のサイトへ送られていきます。
2つ目のサイトの先には、さらに3つ目のサイトが用意されていました。

ここでもまた、LINEへの登録ボタンが置かれていました。
- 広告からスマlaboのLINEへ登録する
- リッチメニューから2つ目のサイトへ移る
- そこから3つ目のサイトと別のLINEへ案内される
- 仕事の中身と運営者の名前は最後まで出てこない
紹介する行為そのものは、ネットの世界では普通の商売です。
私が引っかかるのはそこではなく、渡された先でも中身の説明が一度もないまま、次の登録だけを求められる点です。
無料で受け取れるものが何もないなら、渡しているのは自分の連絡先だけになります。
副業のこと、私が直接お答えします
スマlaboの口コミ・評判はネット上に見つからない
スマlaboを実際に使ったという口コミは、良いものも悪いものも1件も見つかりませんでした。
「スマlabo 口コミ」「スマlabo 評判」で検索しても、この副業を扱ったページが出てきません。
検索の予測候補にも、スマlaboという語は一つも並びませんでした。
よく似た名前で「スマラボ」を扱った記事なら、いくつも見つかります。
ただ、そちらは2023年ごろに出回っていた「ワンクリックで報酬」という別の副業でした。
名前が近いだけで、今回の毎日30,000円の広告とは中身が別物です。
広告にはこう書かれているのですが、その好評の中身が外からは確認できません。

ご好評につき 期間限定でご案内中
スマlaboの広告ページより
藤原 好評だと書いてある一方で、好評だと言っている人が誰も見つからないんです。
口コミがないこと自体は、始まったばかりのサービスなら普通に起こります。
ただ、Instagramに広告を出せるだけの費用をかけていて、それでも利用者の声がゼロというのは不自然です。
なお、こうしたスマホの単純作業をうたう副業については、国民生活センターが2026年5月に注意喚起を出しています。
「いいねを押すだけ」「コピペするだけ」といった広告から入って、あとで出金できなくなる相談が続いているという内容です。
スマlaboが同じ手口だと決めつけるつもりはありませんが、広告の見た目はよく似ています。
では、この広告を出しているのは誰なのか。
スマlaboの運営会社と特定商取引法の表記を調べた
運営者の名前も、会社名も、連絡先も、広告ページには一つも書かれていませんでした。
広告の最後まで見ても、出てくるのはもう一度同じ煽り文句と登録ボタンだけです。
条件として並んでいるのも、この4つだけでした。

「完全在宅業務」と書いてある同じ画面に、「翌日出勤可」と書かれています。
藤原 家から出ない仕事に「出勤」という言葉が出てくるのは、正直ちぐはぐです。
ページの一番下にも、事業者名や問い合わせ先のリンクはありませんでした。
ネットで商品やサービスを売る広告なら、消費者庁が説明しているとおり事業者名や連絡先の表示が必要になります。
スマlaboは何も売っていないので、この義務がそのまま当てはまるかどうかは微妙なところです。
ただ、読む側から見れば「相手が誰か分からない」ことに変わりはありません。
スマlaboの広告ページのドメインが作られた日
ドメインの登録情報には、そのアドレスがいつ作られたかが残っています。
3つのページを並べると、この通りでした。
| 確認したページ | ドメインが作られた日 |
|---|---|
| スマlaboの広告ページ | 2026年7月16日 |
| 2つ目のサイト | 2025年11月26日 |
| 3つ目のサイト | 2026年7月5日 |
スマlaboの広告ページは、この記事を書いている時点でまだ1か月ほどしか経っていません。
3つ目のサイトも7月に作られたばかりでした。
藤原 新しいこと自体は問題ないのですが、実績を確かめる材料が何も無いということでもあります。
ドメインは年に1,000円ほどで取れるので、同じ作りのページを新しく用意するのは難しくありません。
だからこそ、運営者の名前が出ているかどうかが判断材料になります。
スマlaboに登録してしまった後にできること
登録しただけならお金は取られていないので、ここで止めれば損失はゼロで済みます。
私のところに届く相談も、この段階のものがほとんどです。
広告が刺さるように作られているので、登録してしまうのは自然なことだと思います。

広告の中盤には、生活の不安を並べたページが用意されています。
「ローンの返済が終わらない」まで書いてあるので、刺さる人には深く刺さります。
藤原 ここに書かれていることに心当たりがあるのは、あなただけではありません。
そのうえで、いま手元でできることを整理しておきます。
- 友だち追加は自分で解除できる
- 案内された先で名前や電話番号を入力しない
- 身分証の画像を送らない
- 銀行口座を伝えない
名前や連絡先を渡す前なら、こちらの手元には何も残っていません。
もし2つ目や3つ目のサイトまで進んで、すでに入力してしまったという方もいると思います。
その場合も、どこまで入力したのかを含めて、いまの状況をそのまま私に送ってください。
同じ広告から進んだ方の話が私のところに集まっているので、次に何が来るのかは具体的にお答えできます。
スマlaboの副業はおすすめできない|まとめ
スマlaboは、毎日30,000円という数字だけでLINEに人を集めて、別の副業サイトへ渡していく作りでした。

最後に案内されるのも、やはり別のLINEです。
押さえておいてほしいのは、この3つです。
広告にも登録後のLINEにも、何をして稼ぐのかが一度も書かれていないこと。
広告では毎日30,000円だった金額が、登録した人にだけ見える場所で5,000円からに下がること。
運営者の名前も連絡先も、どのページにも出てこないこと。
お金を請求されないぶん、被害に気づきにくいのがこの型の副業です。
藤原 失うのがお金ではなく時間と連絡先なので、あとから振り返っても被害として数えにくいんですよ。
私は、毎日30,000円が入ってくる副業の情報は持っていません。
ただ、自分で手を動かして、実際に続けられたやり方なら、いくつもお伝えできます。
「登録してしまったけれど、この先に進んでいいのか決められない」
「まだ登録していないが、他にどんな副業があるのか知っておきたい」
どちらの方も、いまの状況をそのまま送ってください。
広告の画面を最後までたどったうえで、あなたが次にどこで止まるべきかを具体的にお答えします。
一言もらえれば、必ず返信します。
副業を探すこと自体は、まったく間違っていません。
私も本業のすきま時間から始めて、いまはネットビジネスで生活が回るところまで来ました。
そこに行くまでに遠回りをしたぶん、危ない広告の見分け方だけは人より詳しくなったつもりです。
藤原 届く相談の多くは「たぶん大丈夫だと思うんですけど」という一文から始まっています。
まとまっていない書き方のままで送ってきてください。
これから探し始める方も、もう登録してしまった方も、遠慮はいりません。

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